【第三者委員会へ】岸田首相「1か月以内に検証」統計書き換え

国土交通省が統計データを書き換えていた問題で、岸田首相は、1か月以内に検証結果をまとめるよう国土交通相に指示しました。

岸田首相は、野党側が求めていた第三者委員会の設置に応じるとともに、1か月以内に検証結果をまとめるよう指示しました。

岸田首相「第三者委員会、これをこの内部の人間だけではなくして、検事OBや弁護士をはじめとする第三者委員会でしっかりと経緯や原因を検証し、1か月以内にそれをしっかりまとめるように私の方から指示を出したという次第であります」

斉藤国土交通相は「私のもとに第三者委員会を立ち上げ、経緯や原因の検証を行う。1か月以内に取りまとめていきたい」と述べ、再発防止に取り組む考えを示しました。

しかし、野党側は、国交相のもとに設置するのではなく独立した第三者委員会が必要だとただしました。

岸田首相は「総務省の中にある統計の専門家による第三者委員会の統計委員会でもあわせて議論する。これにより、より実態に迫っていく」と説明しました。

また岸田首相は、森友学園をめぐる公文書改ざん問題で、15日、国が全面的に賠償責任を認めた訴訟とは別の情報公開に関する訴訟について、丁寧に対応することや説明責任を果たすことを指示したことを明らかにしました。その上で、森友学園をめぐる問題について「政府として真摯に向き合っていきたい」と述べました。

一方、来年2月の北京オリンピックについて、岸田首相は「今のところ私自身は参加することは予定していない」と述べました。
(2021年12月16日放送「ストレイトニュース」より)

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