トラに襲われ3人が病院に搬送されました。このサファリパークでは、過去には飼育員がライオンに襲われる事故が起きていました。
事故は5日朝、開園前の準備をしている最中に起きました。
那須サファリパークの支配人:「女性スタッフがトラから攻撃を受けて、その時に叫び声を上げた」
従業員が襲われたのは、トラの獣舎の中。トラを獣舎からサファリゾーンに出そうとしたところ、突然、トラが女性の飼育員に襲い掛かり、その後も次々と飼育員に襲い掛かったということです。
那須サファリパークによると、飼育しているトラは2頭でそのうち、襲ったのはベンガルトラの雄で10歳の「ボルタ」です。
ボルタはおとなしい性格で人気が高く、寅(とら)年の今年、年賀状にもなっていました。
那須サファリパークの支配人:「被害に遭った女性はトラがいないと思っていたところに扉を開けてしまって、自分のいるスペースにトラが来てしまった。(けがをした)他の2名に関しては、女性社員を助けようとして入って行った」
那須サファリパークは1997年と2000年にも飼育員がライオンに襲われる事故が起きています。
トラも猛獣のため、作業は必ず複数人で行うことになっていたそうです。
現在、トラは獣舎内でおとなしく過ごしているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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