厚生労働省が新型コロナウイルスの治療薬としては初めて、飲み薬を年内にも特例承認する方向で調整していることが分かりました。
厚生労働省が承認に向けて調整しているのは、アメリカの製薬会社「メルク」が開発した抗ウイルス薬「モルヌピラビル」です。
軽症から中等症の患者向けの飲み薬で、臨床試験では症状が出てから5日以内に入院していない患者に投与したところ、入院や死亡のリスクをおよそ50%減らす効果があったということです。
飲み薬は自宅でも使いやすく、承認されれば新型コロナでは初めての飲み薬となります。
厚労省は、年内にも特例承認して薬を調達する方向で調整しているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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