京都市内にあるほとんどの公立の小中学校は25日から2学期が始まり、このうち、全校児童150人の小学校では新型コロナの感染対策のため、オンラインで始業式を行いました。
若い世代での感染拡大を受けて、京都府内では、府立の中学校や高校は2学期の開始を今月30日に延期したほか、各市町村の学校は改めて感染対策を徹底して新学期を迎えることになりました。
京都市内にあるほとんどの公立の小中学校は25日から2学期が始まり、このうち、児童150人が通う京都市北区の大将軍小学校では、ウェブ会議システムで校長室と各教室を結んだ「オンライン始業式」が行われました。
1年生の教室では、マスクを着用した児童27人が式に臨み、はじめに校内放送で校歌に耳を傾けました。
続いて、南宏樹校長が「きょうから2学期が始まりました。緊急事態宣言が出ていますが、この大変な状況を一緒に乗り越えていきましょう」とあいさつしました。
このあと、教室では担任の先生が検温や手洗いなど日頃の感染対策の大切さを児童たちに説明していました。
男子児童は「夏休みは勉強をして過ごしました。新学期は鉄棒を頑張りたいです」と話していました。
この小学校では、授業中も教室の窓を開けて換気を行うなど、感染対策を徹底することにしています。
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