
「菅総理では勝てない」という声が高まっています。横浜市長選の結果を受けて、来月に予定されている自民党総裁選に向けた出馬の動きが加速しています。
■森山氏「国政に反映することない」
菅義偉総理大臣:「大変、残念な結果でありましたが、市民の皆さんが市政が抱えている、コロナ問題とか様々な課題について、判断をされたわけでありますから。そこは謙虚に受け止めたい」
横浜市長選挙の敗北から一夜明けた23日、「謙虚に受け止めたい」と話した菅総理。今回の結果が、国政にも影響を及ぼすのでしょうか。
自民党・森山裕国対委員長:「地方自治における選挙の結果が、国政に反映することは、私はないと思う」
野党は、政府の新型コロナ対策への不満が表れた結果だとして、批判を強めています。
立憲民主党・福山哲郎幹事長:「菅総理のおひざ元であるにもかかわらず、このような選挙結果が出たということは、菅内閣のコロナ対応について、極めて厳しい判断が下されたと言える」
■党内から声「政権交代もあり得る」
こうしたなか、今後、控えているが、来月17日告示、29日投開票とみられる自民党の総裁選です。さらに、10月21日には、衆議院議員の任期満了を迎えます。
自民党内からは、「菅総理では選挙を戦えない」という声が・・・。
自民党閣僚経験者:「もう麻生政権の末期と一緒だ。このままいくと、政権交代もあり得るぞ。もう何をやっても駄目だろうな。菅なんかじゃ絶対に勝てない」
ただ、菅総理自身は、再選に意欲を示しています。
菅義偉総理大臣:「時期が来れば、出馬させて頂くのは、当然だという趣旨の話をさせて頂きました。その考え方に変わりありません」
岸田文雄前政調会長も、今週中に出馬表明するとみられているほか、下村博文政調会長、高市早苗前総務大臣も出馬に意欲を見せています。
■石破氏「国民の理解が得られない」
一方、石破茂元幹事長は、このコロナ禍で、党員投票も含むフルスペックの総裁選を行うべきではないと指摘。コロナ対応のための臨時国会を優先して開くべきとの考えを示しています。
自民党・石破茂元幹事長:「自民党がフルスペックの総裁選をやっていること。そして、その間はおそらく政治は止まるんでしょう。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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