「ポスト菅」について、次の総理は誰になるのか。告示まで2週間となった総裁選レースが加速しています。党内の動きに注目が集まるなか、3日午後に小泉環境大臣が菅総理大臣と面会し、記者団の質問に答えました。
小泉環境大臣:「私としては総理が批判されてばっかりでしたけど、こんなに仕事をした政権はないと思います。1年間でこんなに結果を出した総理はいないと思います。その、やってきた良いことが正当な評価を受けるような環境を作りたい。その思いで総理をお支えしてきました。最後は総理のご判断が、きょうありましたが、最後まで菅内閣の環境大臣として総理と仕事を果たしたいと思います」
自民党・二階幹事長:「(Q.総理から、どなたか後継指名はあった?)ありません」
菅総裁の次を狙う動きが加速しています。3日午後に麻生財務大臣と面会し、出馬の意向を固めた河野行政改革担当大臣。出馬に必要な20人の推薦人のめどが付き次第、正式に出馬を表明する見通しです。
“新型コロナワクチン接種担当”河野大臣:「私自身、どうするか先輩、仲間の議員とじっくり相談し、関係の皆さんと色々、相談しながら決めて参りたい」
目前に迫る自民党総裁選。総理が不出馬を表明したのは午前11時半ごろの臨時役員会。その直後、まず反応したのは・・・。
下村博文政調会長:「(Q.自らの総裁選挙への出馬は?)これから状況変わったなかでもあるので、改めて同志、仲間と相談していきたいと思います」
いったん、出馬を断念していましたが、改めて総裁選出馬に向けて調整する考えを示しました。他にも・・・。
自民党・野田聖子幹事長代行:「(Q.ご自身の出馬の意向は?)まだ・・・」
そして、これまで出馬について「白紙」としてきた石破元幹事長。
自民党・石破元幹事長:「同志の皆さんとも相談をしながら、しかるべき時に結論を出したいと思っております」
と、出馬に含みを持たせました。
すでに出馬の意向を示している岸田前政調会長は・・・。
自民党・岸田前政調会長:「自民党の信頼を回復する思いを持って、しっかりと総裁選挙に取り組んでいきたい」
菅総理を支持してきた安倍前総理の動向にも注目が集まります。
自民党・高市早苗前総務大臣:「(Q.菅さんを支持していた安倍さんですが?)幅広く、色んな方に支援をお願いしたい。同じ内閣で仕事もさせて頂いたので、お願いを致したいと思っております」
小泉大臣も将来を期待される1人です。
総裁選告示まで、あと2週間です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
powered by Auto Youtube Summarize