３日、菅総理が自民党総裁選に立候補しないと表明しました。急転直下の“不出馬表明”で、自民党総裁選の構図が大きく変わり始めました。次の日本のトップは、誰に──。
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日本のトップは、誰になるのか。注目は、事実上、次の総理大臣を決める自民党の総裁選です。３日午後になって続々と動きがありました。
河野ワクチン担当大臣
「総理不出馬という総裁選挙でございますから、私自身どうするか、先輩あるいは仲間の議員と、また関係者の皆さんといろいろ相談をしながら決めて参りたい」
こう話していた河野ワクチン担当大臣。実は、自らが所属する派閥の会長、麻生副総理とは──
麻生副総理
「賛成もしないけど、反対もしない」
河野ワクチン担当大臣
「じゃあ出ます」
麻生派の議員によると、こんなやりとりがあったといい、立候補する意向を固めたことがわかりました。
さらに、野田聖子幹事長代行も複数の自民党議員に対し総裁選への立候補の意欲を伝えたといいます。
急転直下の現総理の“不出馬表明”で大きく変わり始めた総裁選の構図。
岸田前政調会長
「（今後）おそらく色々な動きがあるでしょう。私自身はどんな状況になったとしても、これからもしっかりと国民・党員の皆さんに向き合って、この総裁選挙、しっかり戦っていきたい」
世論調査では国民の支持が高い石破元幹事長も、石破派内から立候補を求める声が出ています。
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総裁選挙は今月１７日に告示、投開票は２９日に迫っています。
（2021年9月3日放送『ｎｅｗｓ ｚｅｒｏ』より）
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