コロナ禍で業績悪化 タクシー会社廃業 土木工事会社は倒産 仙台 (20201021OA)

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新型コロナウイルスの感染拡大の影響が宮城県内の企業に広がっています。仙台市内ではタクシー会社が廃業を決めたほか、倒産した土木工事会社も出てきています。東京商工リサーチによりますと、仙台市太白区にある土木工事会社、高野建設は20日付で事業を停止し、21日裁判所が破産手続の開始を認める決定を出したということです。高野建設は1951年に創業し、仙台市内を中心に下水道や道路工事などを手掛け、1995年7月期には約15億4562万円の売り上げを計上していました。しかし工事は外注主体だったため費用がかさみ、金融機関からの借入金が増加。復興需要が落ち着き受注が減少していた中、新型コロナウイルスの影響で受注件数はさらに減り資金繰りが限界に達したということです。負債額は20日時点で約3億6400万円です。そして仙台市宮城野区福田町南にある鹿島タクシーは廃業を決めました。関係者によりますと、鹿島タクシーは以前から赤字が続いていましたが、2020年に入ってから新型コロナウイルスの影響で売り上げがさらに減っていたということです。会社側は10月15日に仙台市内で説明会を開き、全ての乗務員40人に対し、11月15日付で解雇することを伝えたということです。このタクシー会社では説明会を開いた15日以降、タクシーの運行を停止しています。

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