出典:EPGの番組情報
ガイアの夜明け【ワクチンの真実2 独占!国産ワクチン開発】[字]
コロナ感染急拡大、ワクチン不足の中で日本独自の「国産ワクチン」の開発が進んでいる。製薬メーカーの現場や人体を使った治験など、テレビ初取材で追跡する!
詳細情報
番組内容
ワクチン接種が本格化している。接種で使われているのは、ファイザーにモデルナ。いずれも外国の製薬大手が開発したワクチンだ。世界各国でワクチンの需要が高まる中、今後も海外から安定的に供給され続けられる保証はない。ワクチンの開発能力は、国の経済活動をも左右する時代になった。日本はこのまま外国産ワクチンに頼り続けるのか?ワクチンの真実・第2弾は、日本における「国産ワクチン」開発の現場を追跡する。
出演者
【案内人】松下奈緒【ナレーター】山中崇
音楽
【音楽】
新井誠志
【テーマ曲】
◆オープニング曲
「鼓動~ガイアの夜明け」(作曲/岸利至)
◆エンディング曲
「夜明けのうた」(宮本浩次)
「ガイア」とは
ギリシャ神話に登場する「大地の女神」を意味し、後にノーベル賞作家のウィリアム・ゴールディングが「地球」を指して“ガイア”と呼んだことから「ガイア=地球」という解釈が定着している。「ガイアの夜明け」という番組タイトルには、地球規模で経済事象を捉えることで21世紀の新たな日本像を模索すること、そして低迷する経済状況からの再生=「夜明け」を目指す現在の日本を描くという意味合いが込められている。
関連情報
◆ホームページ
www.tv-tokyo.co.jp/gaia/
◆公式Twitter
@gaia_no_yoakeジャンル :
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
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- 段階
- 必要
- KMバイオロジクス
- ウイルス
- グループ
- 塩野義
- 参加
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
今 新型コロナのワクチンが足りません。
そうしたなかで待ち望まれるのが
メイド・イン・ジャパン 国産ワクチンです。
「ガイア」は 極秘の開発現場を
長期間にわたって
取材してきました。
コロナウイルスを徹底的に研究し
安全 安心を旗印にする国産ワクチン。
その実力は?
そして いつできあがるのか?
人の体で
効果や安全性を確かめる 治験。
初めて その現場にカメラが入り
一部始終を取材しました。
しかしそこには 次々と
大きな壁が立ちはだかります。
東京 中野のクリニック。
はい 中野サンクリニックでございます。
7月上旬。
こちらでは
ワクチンの予約をする人に
2回目を打てるかわからないと
連絡していました。
理由は ワクチンの割り当てが
来月から10分の1以下に
減ってしまうため。
本当に困ってしまうの一言ですね。
日本で いちばん多く使われている
ファイザー社のワクチン。
計画どおりに
輸入されてはいるものの
接種が加速したため
供給が追いつかない事態に。
また モデルナ社のワクチンは
予定の3分の1しか
入ってきておらず
職場での接種の受け付けが
ストップしました。
ワクチン不足は
世界各国に広がっています。
更に インドネシアでは
ワクチンを打ちたい人が
接種会場へ押し寄せ 大混乱。
今なお 世界中で
ワクチンの争奪戦が起きているのです。
そうしたなか 日本政府は
国産ワクチンの開発を
スピードアップする方針を示しました。
この日 ある企業で
ワクチンの
職場接種が行われていました。
使われていたのは
どうもないですか?
はい。
接種が終わった永里さん
ホッとしたかと思いきや…。
でも なんか…。
悔しいって いったい…。
その永里さんに
ついていってみると…。
おはよう。
(一同)おはようございます。
皆さん お待ちかね。
何か会議が始まるようです。
皆さん おはようございます。
(一同)おはようございます。
マイクを握った永里さん。
製薬メーカー KMバイオロジクスの社長です。
そう 永里さんの会社は
まさに今
ワクチンを作っているのです。
熊本市に本社を置く KMバイオロジクス。
お菓子でおなじみの
明治ホールディングス傘下の製薬会社です。
日本でワクチンを製造するのは
主に6社。
KMバイオも その1つ。
小児用混合ワクチンをはじめ
さまざまなワクチンを手がけています。
昨年度のインフルエンザワクチンでは
シェアトップでした。
その取材が
特別に許可されました。
関係者以外は立ち入り禁止のため
カメラを託します。
危険なウイルスを扱うため
防護服を着用。
ゴム手袋を二重にしたうえ
テープで隙間も厳重にふさぎます。
ここは 細菌やウイルスが
外へ漏れないよう
厳重な対策がとられた
「バイオセーフティーレベル 3」というエリア。
この中で 新型コロナワクチンの開発が
進められているのです。
コロナワクチンの種類は
ファイザーやモデルナのような
ウイルスの遺伝情報から
作られる方法が最先端。
一方 KMバイオが使うのは
不活化ワクチンという
昔からある技術です。
どのように作るのでしょうか?
見せてもらいました。
まず この巨大な冷凍庫の鍵を開け
重い扉を開きます。
中は
厳重に保管されていたもの
それは何ですか?
公的機関から特別に入手した
新型コロナウイルスです。
なんと!
手で温めて解凍するんですか?
コロナウイルスは
単独で増えることはありません。
そこで 培養して増やします。
これは 培養槽と呼ばれる大型タンク。
中には
動物由来の細胞が入っています。
この細胞に コロナウイルスを感染させ
大量に増やしていくのです。
そうして増やしたウイルスを
薬剤を使って 無毒化。
不純物を取り除く
精製の工程を経て
ワクチンとなります。
これを 人に投与すると
体の中で抗体が作られ
ウイルスの感染を
防ぐことができるのです。
さまざまな製造方法があるなか
なぜ不活化ワクチンを
選んだのでしょうか?
そういう意味からすると
やっぱり…。
KMバイオでは 人の体で
効果と安全性を確かめる
治験が始まろうとしていました。
今回の治験を担当するのが
城戸啓嗣さん。
その城戸さんが向かったのは
社内の冷蔵保管庫。
棚から出してきた
箱の中にあったのは…。
パッケージに 「治験用 抗原製剤」と
書いてあります。
KMバイオは 去年5月に
新型コロナのワクチンの開発を発表。
それから10ヵ月で
治験用の不活化ワクチンを
完成させていたのです。
不活化ワクチンのよいところは
冷蔵で管理できること。
ファイザーやモデルナのように
冷凍保管の必要がありません。
現在 国内メーカーで
治験に入っているのは
アンジェス 塩野義 第一三共
そして KMバイオ。
治験は規模を
拡大しながら行われ
相と呼ばれる3段階の
試験が必要となります。
KMバイオは その
第一相と第二相を
同時に実施する計画です。
国産ワクチンの開発 ようやく
進んできたようなのですが
更に詳しく知るために
日本ワクチン学会の
岡田理事長に お話を伺います。
早速なんですが
ようやく国産ワクチンの開発が
進み始めてきたと
思うんですけれども
その最大の要因というものは
いったい何なんでしょうか?
いち民間企業が
莫大な開発費をかけて
ワクチンを作っても
やっぱり国全体で
国が ある程度
経済的にも研究費を
今 この海外製のワクチンが
いろいろと
入ってきているなかで
後発の国産ワクチンというものは
やはり必要に
重要になってくるんでしょうか?
それはもう
十分に日本国民に
入ってこなくなったときには
日本の国内でワクチンを作れば
そんななか
その臨床試験の段階で
治験に
参加する方々っていうものが
たくさん必要で
その方たちを集めるというのが
非常に難しいのかな
っていうところもあるんですが。
もうおっしゃるとおりです。
ワクチンを打ったグループと打たないグループ。
おぉ~。
それが今回は 極めて短い期間で
やろうと思うと…。
結構 治験を受けてくださる方も
やっぱり ちょっとリスクが
どこか
あるものですものね やっぱり。
ここは
KMバイオロジクスが
治験を依頼した病院で…。
日本有数の
治験専門の施設があります。
運営しているのが
熊本をはじめ 東京 福岡など
5ヵ所に施設を持ち
30年以上前から
治験に取り組んできました。
その長年の実績から…。
しかし 他と
どこが違うのでしょうか?
なるべく
専門のスタッフだけではなく
治験に絶対必要なのが…。
今 大丈夫ですか? お時間。
そう 協力してくれる人
治験者です。
今回の国産ワクチンの治験も
電話やホームページ
更には 口コミなどで募集しました。
そして 事前に
参加を希望する人たちを集めて
詳しく説明します。
こういう
リスクも説明。
同意し サインした人だけに
参加してもらいます。
準備が始まりました。
治験を担当する薬剤師です。
(スタッフ)谷口さん 今から…。
それは…。
ワクチンを注射器に入れる作業は
絶対見せられない と言います。
その理由の前に
基本的なことをひとつ。
通常 治験では 本物のワクチンと
成分が入ってない
プラセボという偽薬を使用します。
こうしないと 有効性や
副反応が比較できないからです。
今回 偽薬は全体の7分の1。
本物と偽物
どちらが打たれるかは
治験を受ける人は もちろん
医師にも知らされません。
だから 先ほどの薬剤師の方が
見せられないと言ったのです。
治験だから
当たり前なのかもしれませんが
確かに どれがワクチンで
どれが偽薬か わからないですね。
今回は 健康な成人と高齢者
210人を対象に行われます。
治験が実施された
4月下旬の熊本市は
ワクチンが十分に
供給されていませんでした。
多くの人が接種できていない
状況だったのです。
79歳の男性は…。
一方 30代の女性は
こんな事情を…。
こちらの
今回 密着取材を
承諾していただきました。
治験の趣旨を
十分 理解したうえでの参加です。
増永さんの番が やってきました。
じゃあ
今 打っているのは
開発中のワクチンか それとも偽薬か。
ちょっと押さえますね。
はい。
はい 大丈夫です。
治験の参加者には 交通費や
時間的な拘束に対しての
お金が支払われます。
接種後は
経過観察のため 30分間待機。
病院の別室では
KMバイオの城戸さんたちが
治験の様子を見守っています。
この日 重篤な副反応が出た人は
いませんでした。
ここは
息子さんにカメラを渡して
なぜ治験に参加したかなど
聞いてもらいました。
増永さんの思いに 家族は…。
心配は 心配かもしれん。
そりゃ めちゃめちゃ不安よね。
現在 自営業の増永さん。
以前は
小学校の先生をしていました。
退職後も 何か地域の役に
立ちたいと考えていて
今回 治験があることを知り
手を挙げたというのです。
言われてみると そうだなって。
もう全然。
4週間後 2回目の接種日です。
このワクチンも 2回打つタイプです。
高橋さん
私 どうもなかったんです。
2人とも 1回目の接種後
副反応は
ほとんどなかったようです。
承認されている
海外製ワクチンの場合
2回目の接種後に 発熱など
副反応が出る確率が
高いことが報告されています。
KMバイオの不活化ワクチンは
どうなのでしょうか?
自撮りで体調を報告。
はい 今の
他の人にも聞いてみます。
30代の女性は…。
しかし こんなケースも。
お熱のほうは
2回目の接種が終了した
1ヵ月後
KMバイオで 会議が開かれていました。
210人を対象にした ワクチンの治験。
重篤な副反応は
確認されませんでした。
更に進めていく ワクチン開発。
社運をかける理由がありました。
KMバイオの前身は
ワクチン製造の名門だった化血研。
しかし2015年 血液製剤の
不正製造問題が発覚。
2018年に 明治ホールディングスに
事業譲渡され
新たなスタートを切ったのです。
その再生を託されたのが
明治ホールディングス出身の永里社長です。
今回のワクチン開発には
強い決意をもって臨んでいます。
しかし このあと
国産ワクチンの開発に
大きな壁が立ちはだかります。
いったい 何が起きたのか。
<時を選ばず 場所を選ばず>
<その手に宿り 撮る意志に応える>
<一人ひとりの物語を描く>
<新たなる 5がここに>
<5は 5が超えてきた>
<「EOS R5」>
≪(シャッター音)
<完成させるのは あなただ>
順調にワクチンの開発を進めてきた
KMバイオロジクス。
しかし ここにきて大きな壁が
立ち塞がりました。
実は 3段階ある治験のうち
最終の段階に進めず
足踏みしている状態だったのです。
最終の第三相試験は 通常
数万人を対象とした大規模なもの。
ワクチンの有効性や
副反応などを調べるため
ワクチンを打つグループと
偽薬を打つグループの
両方が必要です。
しかし 偽薬のグループの人たちは
日本で ワクチン接種が
進んでいるにもかかわらず
数か月間 ワクチンが打てないという
リスクにさらされることになります。
更に今後 ワクチンを打っていない人を
見つけることが
難しくなることが予想されます。
永里社長
追い詰められていました。
いや でもね
一方 国産ワクチンの開発で
先行していた
塩野義製薬も
同じく 壁に直面していました。
塩野義の製造法は
外国企業やKMバイオとも違う
組換えタンパクワクチン。
この黄色い液体が
ワクチンのもとです。
しかし これも
すでに インフルエンザワクチンなどで
実績がある技術。
実用化に向け
どこまで進んだのでしょうか?
トップの手代木社長が
取材に応じました。
現時点では だいたい
塩野義では ワクチン開発と並行して
生産工場の建設も進めています。
すでに試運転が始まり
承認されれば
すぐにワクチンを製造できる
準備を整えていました。
塩野義も現在 第一相と
第二相を同時に
進めている段階。
塩野義の最大の課題も
KMバイオと同じく 最終治験でした。
その間…。
国産ワクチンの壁
どう乗り越えていくのか。
国産ワクチンの開発 日本の状況を
いろいろ見てきたわけですが
そんななか 国産ワクチンがないと
どうなってしまうのか。
お隣 韓国で
いろいろと起きているようです。
ソウル支局の横堀記者に
お話を伺いたいと思います。
早速なんですが 今韓国での
ワクチン接種状況というのは
どんなふうに
なっているんでしょうか?
ちょっと グラフを見て
いただきたいんですけれども。
韓国で1回以上
ワクチンを接種した人の
割合を示したグラフです。
このグラフを見るとですね
特に6月に入ってからは
接種スピードが
加速していまして。
ところがですね
6月中旬頃からはですね
そのグラフが ほぼ
横ばいのような
状態になっています。
その原因というのが
ワクチン不足なんですね。
そういったなか 今その
ワクチンが足りないという
状況ですけれども 韓国では
新たな動きというものが
始まったそうですね。
現在
アストラゼネカで すでに1回
接種を済ませて
2回目の接種を待っている人
というのが
いたわけなんですけども
その人たちに打つ ワクチンが
足らなくなってしまったんですね。
その人たちには
1回目とは 別のワクチン
今回は ファイザーを
使うんですけども
別のワクチンを2回目に接種する
交差接種という方法で
接種を進めることになりました。
ワクチンが 足りなくなってくると
そういう判断を
しなければいけない
異例の判断をしなければ
いけないという
状況に今 なっているという
感じですよね。
そうですね はい。
韓国では
自国のワクチンというものは
どのように
なっているんでしょうか?
韓国も 日本と同じように
と 答えたという韓国政府の
調査もあります。
なぜ そんなに世論が
国産ワクチンを欲しがるのか。
というのは
どうお考えですか?
えっとですね やっぱり
韓国の人たちが
話を聞いたりして
感じているのが
ワクチンが もう…
なんていうんでしょう。
外部要因によって
打てるかどうかが
決められてしまう。
だから 供給を受けられないと
もう 打てないことに
繋がってしまうっていうのが
結構 こう… なんていうんですか
残念というか
歯がゆい思いというか
そういうのを感じてるんだと
思うんですね。
ワクチン開発の遅れが 国の命運さえ
左右しかねない時代。
こうした状況を
予見していた人がいます。
自らも ワクチン開発に取り組む
これは 石井教授が
国へあてた提言書です。
2015年に 韓国で
MERS 中東呼吸器症候群が
流行したことを受け ワクチンの開発を
強く勧めていました。
しかし国は
MERSの流行は収束した として
開発をストップ。
当時 石井教授が
作るべきと言っていた ワクチンは
ファイザーやモデルナが開発した
メッセンジャーRNAでした。
実は日本は
自ら ワクチン先進国となる道を
閉ざしていたのです。
あの失敗は繰り返さない。
今 日本で 開発が進む
次世代ワクチン。
その研究をリードするのが
業界の革命児。
厚生労働省から出てきた
一人の男性。
赤畑さんの会社は
ベンチャー企業ですが
国から コロナワクチン開発の支援先に
選ばれています。
ワクチン開発の本場
アメリカ国立衛生研究所で
研鑽を積んできました。
その後
アメリカで ワクチンベンチャーを立ち上げ
新しい技術を使い
そんな ワクチン界の世界的エリートが
なぜ 日本で コロナワクチンを作ろうと
思ったのでしょうか?
この日 大阪にやってきた
赤畑さん。
訪れたのは 医薬基盤研究所。
日本のワクチン開発の拠点の一つです。
失礼します。
こんにちは。
どうも こんにちは。
どんな感じですか?
今 ちょうど 細胞を
移すとこなんで…。
はい。
ここで
感染症などの研究をしている
山本拓也博士。
今回 赤畑さんと共同で
ワクチンの開発をしています。
実は この2人
アメリカ国立衛生研究所時代の
同僚です。
世界一の現場で
腕を磨いた日本人が
今回 夢のタッグを組んだのです。
2人が開発しているのは
まったく新しいタイプのコロナワクチンです。
まぁ 我々としては
その名も
特徴は ワクチンが自ら増えること。
通常 ワクチンは 体の中に
異物を除去する 抗体を作ります。
しかし レプリコンワクチンは
抗体を作る機能だけでなく
体の中で ワクチンそのものが
増える機能を持っているのです。
ワクチンが増えるといいのは
抗体を多く作り出せること。
接種する量が少なくて済み
少量のため 副反応の恐れが
低いという特徴が
レプリコンワクチンにはあるのです。
もっとわかりやすく言うと
このペットボトルの水と ほぼ同じ量
127グラムあれば 日本人全員に
接種できる計算です。
赤畑さんのレプリコンワクチンは
動物実験が終わった段階。
6月下旬 富山市。
300年以上の歴史がある
薬の街です。
そこにある製薬工場。
赤畑さん すでに生産工場も
確保していました。
国の承認が下り次第
ここで レプリコンワクチンを作ります。
日本から
世界を変えることができるか?
早ければ 8月中にも
治験を始める予定です。
一方 熊本で治験を受けた人たちに
動きが。
開発中の国産ワクチンを打って
1か月後…。
はい グーしてみてください。
はい。
チクッとします。
はい。
この血液で いよいよ
ワクチンの有効性がわかります。
♬~
(医師)だいぶ良くなってると思いますよ。
<キヤノンのヘルスケアITでは
病院をまたいだ治療の経過も
時系列で一元管理>
<AIを活用しながら
的確な診断をサポートします>
<生きるを支える
もっと優しく もっと確かに>
国産ワクチンの開発を急ぐ KMバイオロジクス。
治験がスタートし 2回目の接種を
完了していました。
6月15日 病院には
治験を受けた人たちの姿が。
あの 増永さんもいます。
(スタッフ)特に 副反応もなく?
はい。 もう 全然…。
この日 集められたのは
採血をするためです。
この血清を分析して
ワクチンの有効性を検証するのです。
8月中に
結果の速報値が出る見込み。
果たして どんな結果が
出るのでしょうか?
そして 国から追い風が。
政府が 最終治験の条件を
緩和するというのです。
対象を数万人から数千人規模へと
見直し
偽薬ではなく 実用化したワクチンと
有効性を比べる方針です。
その頃 KMバイオの永里社長が
向かったのは
建設中の製薬工場。
へぇ~!
今年度中に 3, 500万回分のワクチンを
生産できる体制を作ります。
国産ワクチンの出番は
必ず やってくる。
そのために今 戦っています。
先行してる海外のメーカーのものが
あるにせよ
国産ワクチンは
絶対 必要になる時期が
あるはずだという強い気持ちで
やってきてますので…。
やっぱ 国産ワクチンを
1日でも早く 国民に届けたい。
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