わずか5分で完了します。東京・墨田区のテントで行うPCR検査が公開されました。
墨田区内のとある施設。報道陣の前に大きなシート状のものが広げられました。すると、みるみるうちにシートは膨れ、約5分後にでき上がったのはテントです。中には大きな空気清浄機。そして、防護服を着込む人の姿が。そう、ここは新型コロナウイルスのPCR検査をするテントです。まずは検温。そして、指先に器具を付けて肺炎かどうかをチェック。患者はあらかじめ電話で問診などを済ませているため、検査にかかる時間はわずか5分です。
ところで、気になるのはテント内の感染対策です。
墨田区保健所・西塚至所長:「入り口から患者の背中側に向かって一方通行の気流ができる。一定程度、舞う(患者の)飛沫(ひまつ)核はすべて空気清浄機に取り込まれ、きれいな空気だけが外に出ることで陰圧テントの中が衛生的に保たれる」
墨田区によりますと、このテントでのPCR検査は週に3回実施していて、一日で最大50人まで対応できるということです。墨田区のこの検査ですが、原則として墨田区民や墨田区にある学校や会社に通う人を対象に行っているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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