出典:EPGの番組情報
NHK地域局発 えぇトコ「うれしそう!森と人との元気節~兵庫 宍粟市~」[字]
旅の舞台は、再び兵庫県の宍粟(しそう)市。歌手・丘みどりが山に抱かれたふるさとの町へ里帰り。笑い飯・西田と、森と人が育んだ元気をくれる逸品と出会う。
番組内容
西播磨の里山に響く元気節。“宍粟印”の宝もんはごっつえぇど!▽奈良時代から酒造りが伝わる里。江戸時代創業の酒蔵で堪能する地元ならではの味▽元気はつらつ85歳の山の達人が手で取る山の幸。ワラビ、フキ、ナメコ、タケノコ…。大好きな山に感謝▽山里にたたずむ豆腐屋。ふわふわの絶品寄せ豆腐を生む、夫婦の愛と森の水▽古くからこの地に伝わる藍染め。森が育んだ藍を匠の手で染め上げ生み出す、唯一無二の色に感動。
出演者
【出演】丘みどり,西田幸治,【語り】子守康範,橋本のりこジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – グルメ・料理
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キーワード出現数ベスト20
- 元気
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- アク
- お酒
- お肉屋さん
- 甘酒
- 自然
- 自慢
- 伝統
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
担当は水野倫之解説委員です。
次回も、ぜひご覧ください。
いや~ すごい!
うわ~ すご~い!
上がってきましたね。
うわ~!
神々しいとは このことですね。
ねっ!
兵庫・宍粟の町に
一日を告げる 日が昇ります。
厳かな光に目を奪われる
笑い飯の西田さんと
大好きな ふるさとへ
帰ってきた丘みどりさん。
なじみ深い町なんですけど
こうやって見ると すごい新鮮に感じます。
ああ…。
照らされて きれいですね 町も。
きれ~い。
何か こう…
あっ そうですか?
(笑い声)
ありがたい山々に抱かれた
ふるさと。
森の恵みをいっぱいに受け
人々が丹精込めて磨き上げた…
♬~
今回の「えぇトコ」は…
うま~っ!
(笑い声)
懐かしい味がする。
(笑い声)
うれしそう!
里山に響く元気節。
知らんやろが 宍粟印の
宝もんは ごっつ えぇど!
旅の始まりは
城下町として栄えた山崎の町です。
いいとこですね。
いいです! もう しかも
この季節が一番気持ちいいですよね。
あ~。
周りを山に囲まれた
緑に満ちた山崎。
豊かな自然に恵まれた独自の文化が
受け継がれてきました。
そんな町で 丘さんが
西田さんを案内したい所が…。
こんにちは。
お酒が大好きな西田さん こちらで早速
利き酒をさせてもらうことに。
いただきま~す。
うま~い! (笑い声)
ありがとうございます。
いい水と いい米に恵まれた宍粟では
奈良時代から
盛んに日本酒がつくられてきました。
あっ!
この距離 すごくないですか?
更に 酒好きの西田さんを
酒蔵へ案内します。
何か こう よく通ってた道だけど
こう じっと見てなかったんで
あっ こんな感じだったんだと思って
新鮮ですね。
こんにちは~。
そうなの?
まさか…。
分かんなかったですか?
分かんなかったです。
さすが丘さんの地元。
大ファンだという前野久美子さんは
250年続く 造り酒屋の
11代目当主に嫁ぎ
のれんを守っています。
へえ~!
もしかしたら…
(笑い声)
自慢のお酒を飲み
みんなが喜んでくれることが
何よりも幸せだといいます。
先代の妻 彌榮子さんも
丘さんに是非会いたいと加わって
宍粟に伝わる珍しいお酒を西田さんに
飲ませてくれました。
そうなんだ! 知らなかった~。
入れてみましょうか。 一緒に飲むんです。
え~!
アテじゃなくてですか?
えっ?
不思議な飲み方~。
かば焼きにしたウナギに
熱燗を注いで飲む う酒。
まさに宍粟印。
夏バテ解消のためにと
宍粟で育まれてきた
元気になる飲み方です。
へえ~。
初めて! 不思議~。
ホンマや~ ウナギ入ってるわ。
西田さん 初めての う酒 そのお味は。
うま~っ!
(笑い声)
え~? 何これ~!
ありがとうございます。
ちょっと だから その
お吸い物的な感じも 何かね はい。
かば焼きのタレや山椒も
日本酒に新たなうまみを
加えてくれるのです。
へえ~! おいしい!
(笑い声)
山に囲まれた宍粟の暮らしが生んだ
伝統の美味は ほかにもあります。
酒つくりに欠かせない米糀
これを使った元気な宍粟印が…。
これがね 甘酒になります。
うわ~! 好きだ~。
甘酒? へえ~。 ノンアルコールですね。
飲む点滴と呼ばれるほど
栄養満点の甘酒です。
あっ! ものすごい 何か うまみが…。
はい。 へえ~!
あっ! 何か こう 砂糖とかじゃない
めっちゃ自然な甘みですね。
そうですね。
おいしい! ねっ!
そして米糀に ピーマン とうがらしなどの
野菜を入れた醤油味のもろみ。
キュウリにつけて
いただきます。
これは やっぱり お酒に合いますよね!
そら。 おいしい!
糀のうまみが
この味をつくってくれてます。 へえ~!
更に お酒をつくる途中で出来る
酒かすを使った…。
自慢のかす汁。
かす汁 大好き! うわ~ かす汁!
おいしそうで具だくさんな
酒蔵のかす汁。
西田さん お味は?
うまい!
これだけ やっぱり こう…
フフフ… ありがとうございます。
元気なんですね。
はい!
豊かな自然に包まれた
ふるさとがくれる
健やかな心と体。
森が生み 人が磨いた宍粟印に
元気をいただきました。
続いて
山崎から揖保川に沿って北へ。
川のほとりに現れるのが与位の洞門です。
すごいですね!
ねえ~ すごい!
ここから山へ向かうという場所にある
断崖の難所。
明治時代 村人らが2年がかりで掘り
道をつくりました。
宍粟の人の根気のたまものです。
見てください! このきれいな…。
お~!
え~?
小学生時代の丘さんの
思い出をつくってきた
清らかな流れです。
そんな清流のずっと上流
緑の山に囲まれた鹿伏の里へ。
多分ね…
そんな里で出会ったのが…。
あれ? 何か してはりますね。
すごいですね。
どっから行くんやろ? ハハハハハ!
そうですね! こんにちは~!
こんにちは。 ここ入ってもいいですか?
ここを そのまま。
あっ どうも こんにちは。
どうも。
いえいえいえ!
何してはるんですか?
ここらにね…。 あっ 本当や!
斜面に生えてる。
ここにもあるんよ。 あっ 本当や。
これ とっていいんですか?
ええ。
あっ この辺かな?
ええ そうそう。
そこらも ここも…
ホンマや!
めっちゃいっぱいある!
めっちゃある! ホンマや。
こうやって。 よう上がれますね!
(笑い声)
もっと高いとこ上がる。
すごいな!
これ…。 これは ちょっと…。
これ 無理ちゃいます? 私。
ちょっと… 速っ! 速いわ お母さん。
ここは無理せず。
2人は どんどん上ります。
お母さん おいくつですか?
え~ めっちゃ元気ですね!
85歳!? いや すごいな!
山を知り尽くす小椋つや子さん
実に元気。
この時期 山の斜面に自生する
ワラビを次々に見つけ
本当に楽しそう!
そこ そこ。
えっ どれですか?
あっ これや!
え~? 分からんかったわ!
ホンマや これや。
つや子さん これね。 そうそう。
ああ ホンマや。
(笑い声)
そう。 見つけるの 早い。
素早くワラビを見つける
つや子さんのおかげで
あっという間に…。
こんなに とれました。
すご~っ!
元気ハツラツな山の達人。
ここや。
(2人)お邪魔します。
どうぞ。 どうぞ… ここ上がって。
このままで?
お~!
ここで とったワラビの
アクを抜くのだそう。
これ 何ですか?
そうやって… え~!
そして 煮え湯 かけるんです。
今でも 現役のかまどを使った時に出る
灰を利用しています。
これは すごいですね。
いや~ すごいですね!
これをね…。
かまど。 まきで やってはるんや。
かまどで沸かした熱湯を灰にかけ
アクを抜きます。
熱そうなのが来ましたよ!
熱いのが来た!
あ~!
あ~!
そうですね。
手伝いましょうか? 持っていきます。
あそこに…。
はい 分かりました。 よいしょ!
ザザザザ~。
来ますよ。 後ろ 来ますよ。
はい はい! はい… どうぞ。
(笑い声)
こうしとったらね 冷めるまで これ…。
熱いですよね?
大丈夫…。
うそ~!
そうそう 昔からね。
こうして一晩おけば アクが抜けるのです。
ワラビ以外にも 山でとれる
貴重な宍粟印の美味があると
絶景の畑で食べさせてくれました。
うわ~!
どうも。 (笑い声)
店員さんみたい。
これは スズコです。
(2人)スズコ!
スズコとは 一体?
根曲がり竹いうてね
タケノコの小さい細いやつ。 へえ~!
標高が高い所に よく生えるという
根曲がり竹を
この地では スズコというのだそう。
そのお味は?
甘いですね。 うん!
シャキシャキなんやけど
みずみずしくて おいしい!
やわらかい! おいしい。
食べれる?
この時期 スズコをとるのが
一番の楽しみだという
つや子さん。
クマも出る
険しい氷ノ山に分け入るのです。
怖くないんですか?
へえ~!
そっか。 すごいですね! ねっ!
え~!
動物より先にとった 貴重なスズコ。
天ぷらにすると
うまみが ギュッと凝縮するといいます。
うまい!
ヘヘヘ。
また全然違いますね!
ねっ!
タケノコより やっぱり えぐみとかも
少ない感じですよね。 全然 うん。
天ぷらにした方が甘みが出ますよね。
そうですね! うん。
おいしいです。
ヘヘヘヘ。
元気に山を駆け回り その手で
さまざまな幸をとる つや子さん。
いっぱい!
そんな山の実りの一つが…。
これは何ですか?
あっ そうでっか。
はい! 皮むいて
食べてましたね ちっちゃい頃。
宍粟では ダンジと呼ぶ
イタドリの味噌あえ。
丘さんは小さい頃 山でとっては
生で かじっていたのだそう。
こんなふうにして食べるんや。
(笑い声)
おいしいことないんですか?
おいしいでしょ~!
んっ おいしい!
おいしいよ。
フキの やわらかいみたいな感じですよね。
うん そうそう…。
これ ごはん食べたくなりますね。
あ~ いいですね ごはんね!
ごはんも出してくれました。
山菜のおこわです。
スズコや ワラビ フキなど
季節の山菜がたっぷり入った おこわに
これも山でとった ナメコの味噌汁。
うん! おいしい!
すっごい具だくさん。
優しい味! 何かね。
お味噌がおいしい。 最高ですね。
うん。 ナメコ おっきい!
こんなおっきいの見たことない!
おいしい!
山の恵みをいただき 85歳の今も
山の暮らしを元気に楽しむ つや子さん。
22歳の時…
4年前 夫の實さんは亡くなりましたが
たくさんの喜びや楽しさを
ふるさとの山が くれました。
楽しそうですね! 山の中の生活。
(笑い声)
あ~。
フフフフ。
大好きな山と生きてきた人生。
85歳のよどみない元気をいただきました。
豊かな山と森に包まれた宍粟。
丘さんと別れた西田さんが
訪ねたのは…。
この辺りやと思うんですが…。
すいませ~ん。 お邪魔しま~す。
≪あっ はい。
こんにちは。 こんにちは。
いらっしゃいませ。
へえ~ お豆腐つくってはるんですね。
山里にポツンとたたずむ豆腐屋さん。
平瀬玉緒さんがつくる
一番人気の宍粟印が
おもしを載せて固めず
水けをいっぱい含んだ
ふわふわの寄せ豆腐です。
森の水がくれる うまさと とろける食感。
山里で愛され続けてきた
伝統の味を
今 ここでつくっているのは
平瀬さんだけです。
そんな貴重な森の贈り物を
いただきます。
何もつけずに そのまま食べると
おいしさが一番分かるといいます。
うん! うま~っ!
すごい お豆のね 大豆の味しますね。
塩をつけても おいしいという
爽やかな味の寄せ豆腐。
最高ですよ! これは。
森の水のおかげで かつては
10軒以上の豆腐屋さんがあったという里。
平瀬さんは小さい頃から
この豆腐が大好きでした。
古くからの豆腐屋さんが
高齢化で どんどん やめていくのを見て
この豆腐を残したいと
48歳で始めました。
最初はね 簡単に考えとってね…
毎朝4時からの豆腐づくり。
重労働にも音を上げず
頑張り続けました。
そんな姿を見て 手を差し伸べたのが
夫の恒雄さん。
会社を辞め
共に豆腐をつくるようになったのです。
冬は冷たいでしょ? お水ね。
夫婦の愛と森の水が生む宍粟印。
ふくよかな味と心の豆腐です。
一方 こちらは丘さん。
元気をくれる宍粟印を求めて
再び 山崎の里へ。
のどかだな~。
何か当たり前に見てたけど
こう 改めて見ると
いいとこで育ったなっていう感じは
しますね。
そんな里で受け継がれてきた
ふるさとの宝が…。
こんにちは~。 うわ~! 何か…
宍粟の森が生む どこまでも深い藍色。
昔ながらのやり方を受け継ぐ
播州の藍染めです。
その伝統を守る唯一の職人が
正木竣雄さん。
ここで染めるんだ。
手づくりなんですね。
はい。
藍を発酵させて固めた
すくもを溶かして
2週間 混ぜ続けることで
ようやく染めることができるのです。
ふるさとの誇り 貴重な藍染めに
丘さん 挑戦します。
結構 もう
ぐしゃっとした方がいいですね。
世界に一つだ。
世界で一つの模様を楽しみに
染めていきます。
それで ギュッと…
あっ! なるほど~。
最低でも…
天然の藍ならではの苦労です。
楽しみ~! どんな色なんやろ?
縛っていた糸をほどき
布を広げ 洗っていきます。
あ~! めっちゃうれしい!
徐々に現れる色。
すごい すごい すごい すごい すごい!
先生…
なるほど! え~ すごい!
いや いい感じじゃないですか~!
へえ~。
面白い模様が…。 楽しい!
森が育んだ藍を
匠が染め上げる 唯一無二の色。
元気な ふるさとがくれる
本物の藍色です。
再び合流した2人がやって来たのは
ひっそりとした森に包まれた伊和神社。
いにしえより この地の人に
あがめられてきた
播磨国の一宮です。
豊かな森と額に汗する人々を
今日まで見守り続けてきました。
続いて訪ねたのは
最近人気の宍粟印。
お肉屋さんですね。
お肉屋さんですね。
お邪魔してみると…。
こんにちは。
いらっしゃい。
うわ~ いっぱいありますね。
おいしそう。 おいしそうですね。
ありがとうございます。
おいしそうな肉は
全て宍粟で育った牛。
宍粟の牛を愛してやまない
柴原政司さんが切り盛りするのは
この地で60年 愛され続けるお肉屋さん。
ちょっと待ってくださいね。 やった~。
ものすごい元気な方ですね。
(2人)うわ~!
これは立派な。
今から切りますね。
うわ~。
(2人)うわ~!
分厚い!
分厚い!
え~!
うわ~。
(笑い声)
そんな柴原さんの
おいしいお肉
その秘密も また
森にあるといいます。
連れていってもらいました。
いや ええとこ。
本当 のどかだな~。
空気も おいしいでしょ。
おいしいですね。
山の向こうは
全国に名高い但馬牛のふるさと。
但馬同様 いい水と いい空気で
伸び伸び育つといいます。
ここで飼っていただいたんですよ。
うわ~! おお いたいたいた。 いた。
たくさんいますね。
うわ~。
親子で。 かわいい。
うお~!
ハハハハ!
(笑い声)
この元気な牛を育てているのが
岸本壮弘さん。
22歳の若さで
200頭以上の面倒を見ています。
ストレスなく
のんびりと育てられるのは
ふるさとの森のおかげだといいます。
ふ~ん。
そっか~。
そう 爽やかな環境で
健やかに大きくなるのです。
お待たせしました。
そんな宍粟印 いよいよ いただきます。
すごいな~!
極上の肉の中で一番の自慢
サーロインを
炭火で
じっくり焼いていきます。
焼き上がりました。
うわ~ やった~!
森と人が育んだ
宍粟の極上ステーキです。
うま~い!
やわらかいわ~。
かむと 肉汁が じゅわ~っと出てきて
これは うまいわ。
う~ん!
ハハハハハ。 うまいっすね。
甘いですね。 甘いっすね。
全然 脂っこくなくって。 そうなんです。
いくらでもいける。
おいしいわ~。
一口 食べるごとに
森の元気が体に満ちていきます。
最高。
最高ですね。
何か また外で食べるっていうのが
いいですね。
ねえ。
そうですよね。
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