【立憲民主党】コミュニケーション・ストラテジスト「ワーワーわめくだけで議員給与2200万円の野党の支持率が上がらない理由」「野党議員は年収2200万円に見合う仕事をしているか」
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0 :ハムスター速報 2021年6月3日 10:10 ID:hamusoku
「ワーワーわめくだけで議員給与2200万円」自民がコロナ失政でも野党の支持率が上がらない根本理由

コロナ失政で自民党の支持率は低下傾向だが、野党のそれが上がらないのはなぜか。コミュニケーション・ストラテジストで『世界最高の話し方』(東洋経済新報社)が12万部超のベストセラーになっている岡本純子さんは「コミュニケーションスタイルに問題があります。与党の揚げ足をとって怒りの感情をシャウトし攻撃するのみ。否定・批判偏重の手法は非アカデミックで古臭くて未熟であり、建設的な議論にもならないため人の心も動かせない」と指摘する――。

政府のコロナ対策は迷走を続け、菅義偉首相の支持率も低下傾向にある。ところが、これだけの失政でも野党の支持率が上がる気配はない。与党もどうしようもないが、かといって野党も信用できない。しかたないから、布団かぶって我慢するしかないと国民はあきらめムードだ。

野党議員の話し方を一文字で表現すると「怒」
なぜなのか。その大きな要因が、現野党のコミュニケーションスタイルだ。彼らはやり方が決定的に間違っていることに気づいていない。いや、気づいていても変えることができない。彼らがこのやり方を続ける限りは、政権交代などありえない。詳しく述べていこう。

例えば、野党の立憲民主党や共産党の議員の話し方を一文字で表現してください、と言われたら、皆さんは何と答えるだろう。「怒」。これが多くの人の回答ではないだろうか。彼らは国会でもメディアの会見でも、男女を問わず、目を三角にしていつも怒っている。

そもそも、そのスタイルが、労働組合の「アジる」を原型にしているからか、やたらと叫び、攻撃的だ。実際、ある野党議員経験者は筆者にこう認めた。

「何かにコメントする時も、与党や政権をこき下ろしてけなすことに終始し、国会でもただ、ひたすらに攻撃する。そのやり方が染みついており、ほかのやり方を知らないんです」
「まさに労使交渉の労働組合の手法そのもので、例えば、選挙の出陣式も、自民党のやり方とは全く違うシュプレヒコール型です。労働者側が雇用者に向かって詰め寄る、気勢を上げる、賃上げを要求するというように、原点が抗議であり、プロテストでしかない」

結局は自らが建設的かつ能動的に動くというよりは、与党の行動を否定し、攻撃する。「受け身で揚げ足を取ることしかできない」というわけだ。

ある霞が関官僚もため息交じりに言う。

「野党議員の多くが『そんな考えだからダメなんだ。だから変えようと言っているのだ』と否定から入り、対決姿勢で物言いをするんですよね。感情的なトーンでは、建設的な議論ができない」

野口雅弘成蹊大学教授は、「『コミュ力重視』の若者世代はこうして『野党ぎらい』になっていく」という論考の中で、「コミュ力を重視する若者世代はスムーズな空気に疑問を呈したり、ひっくり返したりする振る舞いを『コミュ障』的なふるまいとし、毛嫌いする」と分析している。

これは、強い物言いをすることに対して「○○ハラ」といった批判が集まったり、お笑い芸人の中で人を傷つけずに笑いをとろうとする動きが出てきたりして、誰かを強く批判、攻撃することに嫌悪感を覚える人が増えていることにも呼応する。

野党議員は国会議員報酬年約2200万円に見合う仕事をしているか
国会議員の報酬は月約129万円の歳費と期末手当で年約2200万円。それに見合った働きを望むのは筆者だけではないはずだ。

本当に、政権を担う気概を持つのであれば、まずは、国民と対話をし、その気持ちを汲み取り、寄り添うことから始めるべきだろう。これはもちろん与党の政治家も同じ。ただやみくもに否定、批判に走るのではなく、建設的な議論の手法を含め、コミュニケーションのイロハを全員、一から叩き込んでいただきたいものである。

https://president.jp/articles/-/46548?page=4


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