川勝知事 感染症対策の徹底を呼びかけ 新型コロナウイルス肺炎

新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け川勝知事は、感染症対策の徹底を呼びかけました。また、県は先ほど会議を開き、県内の現状を共有しました。
 川勝知事会見「過剰に心配することなくインフルエンザと同様にマスクの着用など咳エチケット、手洗いなどの感染症対策を徹底していただくようお願いします」
 川勝知事は、1月28日の記者会見で、感染症への基本的な対策を徹底してほしいと県民に呼び掛けました。
 政府は、1月28日、新型コロナウイルスによる感染症について、感染が確認された患者に強制的な措置をとれる「指定感染症」などにすることを閣議決定しました。県内で感染は確認されていませんが、観光面を中心に影響が出始めています。県によりますと、県内の宿泊施設は1月27日午後3時の時点で1857人のキャンセルが生じています。
 県観光政策課担当者「現在判明している数字でして。集計中のもの、今後の発生は見込めていないので(キャンセルは)さらに増えることが予想されている」
 中国との国際線が9路線ある静岡空港にも影響が及んでいます。空港では職員がマスクを着用し検疫体制を強化しているものの、予約のキャンセルが発生しています。今後の搭乗客の状況によっては欠航を検討する可能性があるということです。
 感染症に対応するため、県は先ほど関係部署で情報を共有しました。会議では、新型コロナウイルスの感染者が入院できる医療機関が県内に10病院48床あることを確認しました。
 県健康福祉部・後藤幹生疾病対策課長「過剰にネットなどを見て心配されないように。不安があったら保健所や県に相談をお願いしたい」
 県は、疾病対策課内に専用の電話を設け、県民からの相談を受けつけていて、保健所でも相談が可能だということです。

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