柴田町で、高齢の男性が自宅を訪れた何者かに刺された殺人事件で、死亡した男性は、玄関のドアを開けた直後に刺されていたことが新たに分かりました。
この事件は11日午後8時すぎ、柴田町北船岡の住宅で、この家に住む無職・毛利哲雄さん(74)が自宅を訪れた何者かに刃物で腹を刺され死亡したものです。犯人は今も逃走中です。当時、この家には毛利さんの妻もいて、事件後助けを求めに外に逃げようとした際、犯人に切りつけられ、左ひじにけがをしました。
警察によりますと、毛利さんの自宅にインターフォンはなく、来客に気付いた毛利さんが玄関のドアを開けた後、すぐに刺されていたことが新たに分かりました。また付近の住民によりますと、毛利さんは金銭的に困っている様子で、複数の人に金を貸してくれるよう頼んでいたということです。
付近の住民は「Q.いくら貸していた?A.最初は1万2万円。奥さんと2人で土下座して(金を)借りにきた」と話していました。
現場の状況などから、警察は通り魔的な犯行ではなく、計画的に犯行である可能性が高いみています。犯人は現場から車で逃走していて警察はおよそ120人態勢の捜査本部を設置して犯人の行方を追っています。
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