新型コロナウイルスの感染拡大防止策を何も取らなかった場合、国内の死者が40万人に上るとの試算を厚生労働省クラスター対策班の専門家が15日に明らかにしました。

 北海道大学の西浦博教授らの試算によりますと、感染が急速に拡大しているドイツ並みに国内の感染者が増えた場合、何も対策を取らないと15歳以上の重症者は85万人に上り、このうち約40万人が死亡するとしています。西浦教授はこうした状況を回避し、流行を1カ月で収束させるためには国民一人ひとりが人との接触を8割減らすことが必要だと訴えました。日常生活では「2メートル以内での30分以上の会話」や「対面での食事」を避けるよう求めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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