東京・小平市で、道路に放置された犬のふんを減らそうと、黄色いチョークを使ったユニークな取り組みが始まりました。

 「イエローチョーク作戦」と呼ばれるこの取り組みは、市民に黄色のチョークを配布して、道路に放置された犬のふんの周りに印を付けるもので、飼い主にふんの後始末を促す狙いです。小平市では3月から実証実験が行われ、犬の保護などに取り組むNPO法人が参加しています。5月7日からは小平市役所で黄色いチョークを配る取り組みも始まりました。

 放置されたふんを見つけたらその周囲にチョークで丸や矢印を書き、さらに発見した日時も加えて、飼い主に放置を繰り返さないように警告します。NPO法人によりますと、2カ月間の実証実験の結果、道路に放置されるふんの数が減ったと実感しているといいます。NPO法人ぶるーべりー愛犬ふぁみりー協会の佐々木邦夫理事長は「これまでは45リットルのごみ袋にいっぱいあった。ものすごい量だった。今は3分の1以下になったのではないか。飼い主の意識も変わってきていると感じる」と話します。

 この取り組みは、他の自治体からヒントを得て始められました。小平市・環境政策課の佐藤崇係長は「市に犬のふんの苦情が寄せられていた。そこで、京都府宇治市でイエローチョーク作戦を実施して、一定の効果が出ていると聞いた」と話します。京都から広がる取り組みは、小平市のほか、稲城市や名古屋市でも行われているといいます。小平市は「犬のふん放置ゼロ」を目標に、より多くの市民に取り組みへの参加を呼び掛けています。

 小平市によりますとこの取り組みにかかるのはチョークを購入する費用だけで、今後は学校で使われたチョークなどを再利用して費用をさらに減らしたいとしています。

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