中国で全人代(全国人民代表大会)の常務委員会が始まり、香港への取り締まりを強化する法案が30日に可決するとの見方が強まっています。
香港では28日、法案に反対するデモに数百人の市民が参加しました。多数の武装警官が配置され、ペッパースプレーを噴射して群衆を鎮圧する場面もあったということです。中国メディアによりますと、28日から審議が始まった「香港国家安全維持法案」は、中国政府が治安維持のための出先機関を香港に設置することなどが明記されています。国際社会からは高度な自治を認める「一国二制度」が骨抜きになるとの批判が高まっています。香港メディアは、法案が最終日の30日に可決される見通しだと報じていて、香港が中国に返還された記念日である来月1日に法律が施行される可能性も出ています。
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