袋の中をよく見ると、菓子とは明らかに色が違う異物が写っています。
袋に入っていたのは、カメムシとみられる虫。
中には、折れ曲がった黒い脚のようなものも残されていました。
この写真を撮影したのは東京都内に住む40代の女性。
虫の混入に気付いたのは、菓子を食べていた際の異物感でした。
女性:
9月23日ごろに2つ購入して、10月3日に最後の1袋を食べていたところ、口の中に異物感を感じて口の中から取り出してみると虫の足のようなもので、袋の中身を見たところ、カメムシが丸々1匹入っていました。
問題の菓子は、シャトレーゼの「揚げ餅焼きとうもろこし小袋」。
女性が翌日、シャトレーゼのお客様相談室に電話をかけ、「虫が混入した原因を報告してほしい」と伝えたところ、「2週間以内に原因と状況を報告します」と回答があったといいます。
しかし、2週間経ってもシャトレーゼからの連絡はありませんでした。
シャトレーゼ側からの連絡がないまま3週間以上が過ぎた11月1日、女性の夫が再び電話をかけました。
女性:
3週間連絡がない状況を責任者と話がしたいと伝えたところ、それはちょっと難しいですと言われまして、工場と電話がつながらないから、責任者とお話しする機会を設けることができないという内容だったので、ちょっと複雑な気持ちでした。
「イット!」がこの件についてシャトレーゼ側に問い合わせたところ、「当該商品の製造現場での調査の結果、調理工程ではなく、パッキング工程にて今回の生体が混入したと推測されます。ただちに当該製造ラインを止め、改めて防虫対策の徹底を図るとともに、洗浄、殺菌、全点検を実施しております」といった回答がありました。
今後、誠意ある対応をしていくとしています。
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