共和党穏健派に「隠れハリス」か…トランプ氏「負けるのは不正があった時だけ」投票日当日の結果判明は困難に【アメリカ大統領選挙】

まれにみる大接戦が繰り広げられているアメリカ大統領選挙は、あと4時間ほどで投票が始まります。

ワシントンのホワイトハウス前から、FNNワシントン支局・千田淳一支局長が中継でお伝えします。

現状、ハリス氏・トランプ氏ともに最後の最後まで支持率が拮抗(きっこう)していますので、どちらが勝利するのか現地メディアも図りかねている状況です。

ただ、投票3日前に明らかになった世論調査で、トランプ氏の地盤とされるアイオワ州でハリス氏がリードするという、トランプ陣営にとっては衝撃的な調査結果も出ていますので、両陣営ともに波乱含みの展開となることも予想されています。

また、取材を進めていますと、ハリス氏は民主党支持層だけではなくて、共和党の穏健派がハリス氏に投票するだろうという、世論調査では表に出ない「隠れハリス票」が女性を中心に渦を巻いているという感触があるので、女性のうねりがどこまで広がるのかにも注目です。

そしてそれを象徴するように、日本時間5日午後まで行われていたハリス氏の集会には3万人もの支持者が集まりました。

これに対しトランプ氏は、日付が変わっても、支持者を前に力強く演説を行っています。

両者ともに勝利宣言のような雰囲気をまとっていて、最後の最後まで行方はわからない状況です。

勝敗がいつ頃決まるのかについては、接戦になればなるほど再集計や訴訟の可能性が高まりってきますので、投票日当日の結果判明は難しいのではないかという見方が大勢です。

さらに、選挙結果をめぐってトランプ氏は「自分が負ける時は不正投票があった時だけだ」と繰り返し訴えていますので、結果次第では暴力行為が起きかねないと懸念が広がっています。

FNNプライムオンライン
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