映画『聖女 Mad Sister』
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映画『聖女 Mad Sister』
2019年11月22日公開 116分
原題 No Mercy
ボクシング韓国代表という異色の経歴を持つ女優イ・シヨンが主演を務め、妹を守るため立ち上がった姉の壮絶な戦いを描いたバイオレンスアクション。
元警護員で過剰防衛により服役していた女格闘家イネ(イ・シヨン)は刑期を終え、障害を抱える妹ウネ(パク・セワン)のもとへ帰ってくる。ようやく普通の暮らしを取り戻したかに思えた矢先、妹が学校へ行ったまま帰ってこなくなってしまう。心配したイネは学校に問い合わせ、警察にも届け出るが誰も真剣に取り合ってくれない。必死で妹の行方を探すイネだったが……。
キャスト
イ・シヨン
イ・ジュニョク
パク・セワン
監督 イム・ギョンテク
脚本 キム・ミン
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私が大好きな作品にリーアム・ニーソン主演作の『96時間』というものがあります。容赦なく無双とも言える圧倒的に敵を倒していくテンポのよさが魅力的な作品です。
本作はそんな『96時間』を彷彿とさせる、容赦ないアクションをテンポよく描いています。ただし、本作の主人公イネ(イ・シヨン)は女性。そこがまた斬新であり、衝撃的な点でした。
女性版「96時間」っぽいイネ。リーアム・ニーソンほどの無敵感はないが、このお姉さんも結構強いです。なんでもボクシング韓国代表という経歴を持つ女優さんらしいですから。
何より妹を救おうとする意気込みが半端じゃないし、ましてやかなり暴走します。かと言ってめっちゃ強いわけではないから、お姉さんは意外とダメージを受けてしまったりします。そこがまたいいところではあります。
お姉さんのアクションがポイントなわけですから、これからアクションが始まるって前に赤のワンピに着替えるし、足がきれいに見えるようなアングルも多いし、かなりあざとい演出があるのは、まぁー仕方がないところです。
そんな本作ですが、目を惹いたのがアクションの粗さです。”粗さ”と聞くとマイナスイメージに聞こえるかもしれませんが、それが良かったのです。
スポーツでは無く、殺し合いをするのですから、”粗さ”または”雑さ”が必要なはずです。上品さなんていりません。相手をノックアウトできるなら髪の毛引っ掴んで壁に叩きつけるのだってありなわけです。
その何でもありの死闘が、本作は素晴らしかった。血まみれになりながらも敵を倒していくイネの生々しいアクションは、粗さがあるからこそ命がけであることを感じさせてくれました。
拳銃、ナイフ、スタンガンなど、使えるものは全て使っていくなりふり構っていられない戦闘スタイルも含め、見ごたえがありまくりなアクションシーンでした。
そんなテンポよく進む痛烈なアクションを楽しむ作品なわけですが、ストーリーに色々と感じるものがあったのも事実です。
作中、イネが妹のウネを追う内に判明するのが、知的障害を持っているウネをエサに欲を満たしている男たちがいるという事でした。
弱者が食い物にされる環境が存在しているというのは、なんとも胸糞悪くなる話ではありますが、現実に大なり小なりそうした格差社会が存在しているのは事実でしょう。
特に韓国では貧富の差が激しい実態があると聞いていただけに、この問題はなかなか刺さるものがありました。
それだけに、イネがそうした格差など関係なく、悪を裁くという勧善懲悪ストーリーは痛快で、応援したくなる魅力を持った作品でした。
終・制作━━━ 映画のレオナ
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