去年10月29日に韓国・梨泰院(イテウォン)で起きた転倒事故。13日、事故当時の新たな映像が公開されました。捜査本部によると、亡くなった人の多くが外傷性窒息死だったとし、警察や自治体が事前の安全対策を怠った上、救助の通報に対しても適切な措置をとらなかったことが原因だと結論づけました。
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韓国・梨泰院で150人以上が死亡した転倒事故。13日、事故発生時の新たな映像が公開されました。
通りを埋め尽くすほど多くの人が訪れ、現場となった狭い通りに次々と流れ込んでいるのがわかります。事故が起きたのは午後10時15分ごろでした。通りに面した居酒屋の前で、最初に人が倒れたといいます。
警察の特別捜査本部が映像を詳しく分析したところ――
警察の特別捜査本部
「居酒屋の前で同時多発的に倒れ、倒れた人々の後ろに次々と人波が押し寄せた」
倒れた場所に次々と押し寄せた人波。そして、約20分後には大勢の人が倒れ、救助活動が行われました。
捜査本部は、亡くなった人の多くが外傷性窒息死だったと判断しました。当時、1平方メートルあたり最大10人が密集していたとみられ、平均約220キロから560キロの力がかかっていたと分析しています。
そして、事故が起きたのは、警察や自治体が事前の安全対策を怠った上、救助の通報に対しても適切な措置をとらなかったことが原因だと結論づけました。
梨泰院を管轄する警察署長や区長など、これまでに6人を逮捕し、17人を書類送検しているということです。
(2023年1月13日放送「news every.」より)
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