イスラエル・イランが非難応酬 国連安保理緊急会合(2024年4月15日)

イランによるイスラエルへの攻撃を受け国連安全保障理事会は14日、緊急会合を開きましたが、イスラエルとイランによる非難の応酬となりました。会合では、イスラエルが、今回の攻撃は「越えてはならない一線を越えた」として、イスラエルには報復の権利があると強調しました。これに対し、イランは、今回の攻撃がシリアの首都ダマスカスでのイラン大使館への攻撃に対する自衛行為だと主張しました。一方、アメリカのバイデン大統領は14日、イランが発射した弾道ミサイルなどが領空を通過したヨルダンのアブドラ国王と電話会談し、対応をめぐり緊密な連携を続ける方針で一致しました。また、ブリンケン国務長官も中東諸国の外相と相次いで電話会談し地域の緊張激化を防ぐため協力を促しました。

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