西住戰車長傳   西住戦車長伝(にしずみせんしゃちょうでん )     吉村公三郎監督        上原謙 佐分利信   桑野通子  1940年製作

西住戰車長傳  西住戦車長伝(にしずみせんしゃちょうでん) 1940年製作
監督 吉村公三郎
出演 上原謙 佐分利信 桑野通子

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西住小次郎 にしずみ こじろう
日中戦争(支那事変)における第二次上海事変から徐州会戦に至るまで、八九式中戦車をもって戦車長として活躍。戦死後、軍部から公式に「軍神」として最初に指定された軍人として知られる。(24歳没)

 菊池寛の評伝『昭和の軍神西住戦車長伝』を元に、野田高梧が脚本を書き吉村公三郎がメガホンをとった。戦車連隊の小隊長だった西住小次郎の伝記映画であり、戦争時に撮影されたフィルムも挿入され、全体的にドキュメンタリータッチで描かれている。単なるプロバガンダ作品とはせず、軍人の内面にまで迫る内容となった。実際の戦車や火器が登場するのも見どころ。

山田洋次が当時の松竹大船撮影所所長であった城戸四郎に戦後聞いたところによれば、城戸は本作に乗り気ではなく、新人の吉村を中国ロケに差し向け、陸軍の方は適当にごまかしていたという。吉村も「いわゆる戦意高揚の宣伝映画にしたくなかった。大船調のホーム・ドラマ風にしたかった」と戦後証言している。批評家からの反応は不評であったが、興行はおおむね好調でベストテン2位を収めた。
歌舞伎
1940年3月1日開演の「奉祝紀元二千六百年三月興行東西合同大歌舞伎」(東京劇場)の五部目にて演じられた。脚本は菊池寛が手掛け、「常熟城外の民家」「同翌日の午前七時」「黄大庄附近の戦場」の三部からなる。西住役は二代目 市川 猿之助。
ウィキペディア(Wikipedia)より抜粋

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