感染拡大の防止につながるのでしょうか。新型コロナウイルスに感染した人と濃厚接触した疑いがあれば、スマートフォンを通して通知が来る「接触確認アプリ」の運用が19日から始まりました。

 これから人の移動が増えていくなか、知らない間に陽性の人と接触していたなんていうことも増えるかもしれません。そんななか、厚生労働省は接触があったのかどうか、その可能性が分かるスマートフォン用アプリ「COCOA」を19日に公開しました。アプリを立ち上げると表示されるのは陽性者との接触を確認するというボタン。
 どのようにして接触があったか分かるのでしょうか。仕組みはこうです。アプリをインストールしたスマートフォン同士が半径1メートル以内に15分以上いた場合、ブルートゥースという通信機能を使ってそのことがそれぞれの端末に記録されます。そして、2週間以内に接触した相手に陽性の人がいれば、スマートフォンに通知が行きます。接触した日は分かりますが、誰が感染していたのかは知らされません。そして、接触があった場合は症状に応じて相談窓口の連絡先などが表示されます。一方、自分が陽性だと分かった場合は保健所から処理番号が知らされ、それを自分で入力することによって接触した相手に通知が行きます。
 気になるのはプライバシーですが、厚労省は個人が特定される情報は記録されず、接触記録も14日で無効になるとしています。このアプリが効果を発揮するには国民の6割以上が利用する必要があるとされています。ただ、そもそもスマートフォンの普及率自体が国民の67.6%。ハードルは高そうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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