フランスで年金改革法案に対するデモが拡大し、全土で450人以上が拘束されています。この事態に、予定されていたイギリス国王の訪問も延期されています。
フランスでは23日、国民議会で今月、強制採択された年金の受給開始年齢の引き上げなどを柱とする新法案に抗議する大規模なデモやストライキが行われました。
参加者の一部は暴徒化し、フランス政府によりますと、全土でデモ参加者457人の身柄が拘束されたということです。抗議活動は28日にも呼びかけられていて、フランス大統領府は24日、イギリス・チャールズ国王の訪問延期を発表しました。
訪問は去年9月の即位後、外国への初の公式訪問となり、26日から29日の予定でしたが、英仏両政府により延期が決定されたということです。
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