日本統治下の台湾で起きた抗日暴動を映画化!『セデック・バレ』予告編

日本統治下の台湾で起きた抗日暴動を映画化、”文化”と”信仰”をテーマに2部作で描く/映画『セデック・バレ』

1895年(明治28年)から1945年(昭和20年)までの50年間に及んだ日本統治時代。台湾では日本人化運動が推し進められ、新しい文化文明がもたらされる一方、原住民族独自の文化や習慣がないがしろにされたり、一部では過酷な労働と服従を強いられるようになっていた。

そうした最中の1930年、日本人警察官との間で起こった小さないざこざが原因で発生した原住民による武装蜂起、日本統治時代後期の最大規模の抗日暴動が「霧社事件」だ。

本作『セデック・バレ』は、“文化”と“信仰”の衝突という視点で「霧社事件」を描いた、4時間36分に及ぶ歴史大作。第一部『太陽旗』では日本の統治下で苦しい生活を強いられてきたセデックの人々が、ある事件をきっかけに部族の誇りをかけ、武装蜂起するまでが。そして、セデック族のあいだで「死後に渡る」と信じられてきた虹の橋を象徴とする第二部『虹の橋』では、蜂起したセデック族に対する日本の警察および日本軍の報復、セデック族の人々を襲う悲劇と多大な犠牲が、憎しみや恨み、家族愛、苦悩、葛藤などさまざまな感情の交錯をまじえながら、生々しく描かれていく。

[スタッフ・キャスト]
[製作]ジョン・ウー、テレンス・チャン、ホァン・ジーミン
[監督・脚本・編集]ウェイ・ダーション
[出演]リン・チンタイ、ダーチン、安藤政信、マー・ジーシアン、ビビアン・スー、木村祐一、ルオ・メイリン、ランディ・ウェン
[DATA]2011年/台湾/太秦/144分

2013年4月20日公開

#セデックバレ#セデック族#霧社事件

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