中国軍の航空機が長崎県の沖合で、日本の領空を侵犯しました。中国軍機の領空侵犯は初めてです。
防衛省によりますと、中国軍のY-9情報収集機が、26日午前11時29分頃に、長崎県の男女群島沖の領海上空に入るの確認しました。
これに対し、航空自衛隊の戦闘機がスクランブル（緊急発進）し、通告や警告を行ったところ、情報収集機は約2分後の午前11時31分頃に領空の外に出て、西の方向へと飛び去りました。
中国軍機による、領空侵犯が確認されたのは初めてです。
政府は、中国の臨時代理大使を外務省に呼び出して、極めて厳重に抗議し、再発防止を強く求めました。
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