ドイツで、祭り中に刃物を持った男が次々と人を刺し3人が死亡した事件で、現地メディアによりますと警察は実行犯とみられる男の身柄を拘束しました。また、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しています。
23日、ドイツ西部・ゾーリンゲンの祭りの会場で、男が刃物で次々と人を刺し、3人が死亡、8人がけがをしました。
男はその場から逃走していましたが、ドイツの有力誌・シュピーゲルによりますと24日、26歳のシリア人の男が「自分は、今捜されている男だ」とパトロール中の警察官に名乗り出たということです。
男はイスラム教徒で警察が身柄を拘束しました。
この事件をめぐっては、警察はすでに市内の難民施設で男1人を拘束したほか、事前に犯行の計画を知りながら、通報しなかった疑いで15歳の少年を拘束しています。
また、dpa通信によりますと、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しました。
「パレスチナやほかの地に住むイスラム教徒の復讐だ」としていますが、警察は「イスラム国」が実際に関与したかどうかは調査が必要だとしています。
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