ゴラン高原攻撃への報復 イスラエル軍がレバノン首都を空爆 ヒズボラ司令官を殺害

イスラエルは30日、占領地ゴラン高原への攻撃の報復として、隣国レバノンの首都ベイルートを空爆し、民兵組織ヒズボラの司令官を殺害したと発表しました。
イスラエル軍報道官「われわれはイスラエル市民に対するテロ攻撃を容認しない」
イスラエル軍は、この空爆でゴラン高原への攻撃を指揮したとされるヒズボラのシュクル司令官を殺害したと発表しました。シュクル司令官は、ヒズボラの指導者ナスララ師の「右腕」で、軍事作戦の顧問を務めていたということです。ロイター通信は、子供2人を含む市民3人が死亡したと伝えていて、レバノンのミカティ首相は、犯罪行為だと非難しました。一方、アメリカの国家安全保障会議は声明で、「イスラエルには自衛権がある」と強調した上で、「外交的解決に取り組んでいる」と表明しました。

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