ポカリ粉末製品の異物検出めぐり内部通報…その後『1人部署に異動』『軟禁状態で勤務』させられ「うつ病を発症」と主張 男性が大塚食品を提訴(2024年5月13日)

内部通報後に会社から“報復人事”を受けたと訴え、男性が提訴しました。

 訴えを起こしたのは、滋賀県湖南市にある大塚食品の滋賀工場で品質管理を担当していた男性です。訴状によりますと、この工場では2021年、スポーツ飲料「ポカリスエット」などの粉末製品の原料が入った袋からほこりなどの異物が検出されたということです。会社が商品のリコールなどの対応を取らなかったため、男性は翌年、滋賀県に公益通報して、県は再発防止を取るよう行政指導しましたが、会社側は十分な対応を取らなかったということです。

 その後、男性は責任者の処分などを求め、社内で内部通報を行いましたが、5か月後に異動を通告され、異動先は「1人部署」状態で、さらに管理職から監視を受けるなどの「軟禁状態」で勤務させられた結果、うつ病を発症したと訴えていて、会社側に慰謝料など220万円を支払うよう求めています。

 (原告の男性)「会社には報復をやめて、真摯にこの事案に向き合ってほしいと思います。消費者のためになりません」

 大塚食品は「違法な対応を取った事実はありません」とコメントしています。

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