【長く続く咳】マイコプラズマ肺炎「知ってなっ得!感染症の予防#7その3」

マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器の感染症です。感染すると、2~3週間の潜伏期間を経て発症。発熱、だるさ、頭痛とともに、痰を伴わない咳の症状が見られます。咳は、3~4週間にわたって長く続きます。多くの場合は、気管支炎などで済み、軽い症状でおさまりますが、一部の人は肺炎となり重症化するおそれがあります。
マイコプラズマ肺炎の主な感染経路は、飛沫感染や接触感染です。年間を通じて感染の可能性はありますが、発症者は冬にやや増加する傾向があります。
予防のためのワクチンは、まだ開発されていません。マスクや手洗い、咳エチケットなどが予防のためには重要です。また、発症した場合は、抗生物質などの抗菌薬による治療が有効です。

※この動画は、2017年2月5日に広島テレビで放送した番組の内容を再編してお送りしています。
※この動画でお伝えしている情報は、2017年2月当時のものです。

医療監修:川崎医科大学 小児科学教授 中野貴司氏
協力:国立感染症研究所 感染症疫学センター第三室長 多屋 馨子氏
協力:田辺三菱製薬、制作協力:日テレアックスオン、製作著作:広島テレビ
更新:2017/2/5

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