アメリカ軍の訓練移転などが計画されている鹿児島県 西之表市の馬毛島をめぐり、7月、西之表市が騒音対策などを求めた要望書に防衛省から回答がありました。
10日午前、反対派の住民が声を上げる中、防衛省が西之表市を訪れました。
馬毛島で防衛省が計画するアメリカ軍の訓練移転などをめぐり、西之表市の八板市長は7月、防衛省に戦闘機の騒音対策や漁業補償などを求める要望書を提出していました。
防衛省は10日、この要望書への回答を行い、計画により漁業が制限された場合は損失を補償することを約束しました。
一方で、戦闘機が西之表市上空を飛ばないよう対策を求めた点については、これまでの回答を繰り返しました。
防衛省の担当者
「緊急時を除き、示した以外の経路を飛行することはないと認識している」
具体的な回答がない部分も目立つ防衛省の回答に対し、八板市長は「今後精査する」と述べるにとどまりました。
西之表市 八板俊輔 市長
「(今回の)回答は、これまでの協議の場の集大成みたいな意味がある。しかるべき時期に私の考えを述べたい」
八板市長は8月16日から住民説明会を行い、そこで出た意見を踏まえて、計画への賛否を明らかにすることにしています。
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