金色の手すりで赤いカーペットの階段を上がり、列車に乗る北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記。
訪問を受けたロシア側は、入念に出迎える準備を整えていた。
それは、プーチン大統領との会談の場でも。
2人の蜜月ぶりをアピールするように世界に配信されたこの場面。
実は裏では、こんな出来事が起きていた。
会談の直前、大勢のスタッフが取り囲んでいたのは金総書記が座るイス。
ああでもない、こうでもないと、あわただしくチェックする。
いったい、何が気がかりなのか。
すると、1人のスタッフが、ほかのイスのひじ掛けを押した。
どうやら気にしていたのは、金総書記の体重。
140kg半ばとみられる金総書記。
ロシアのメディアは、それに耐えられるイスを慎重に選んだという。
スタッフたちが、固唾(かたず)をのんで見守ったであろうその瞬間。
...問題ない様子。
スタッフの心配をよそに、会談は滞りなく終了した。
笑顔を交わす2人。
プーチン大統領は、ロシア製の銃と宇宙飛行に使われた手袋を贈り、金総書記は北朝鮮の職人が作った銃をプレゼントしたという。
FNNプライムオンライン
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