震度6弱の地震から1週間経過…日常を取り戻そうと努める被災者たち 一方で新たな課題も

石川県珠洲市で震度6弱の揺れを観測した6月19日から、26日で1週間が経ちました。被災地は、少しずつではありますが日常を取り戻しつつあります。

【目次】
00:00 震度6弱の地震から1週間 振り返り
04:23 被害状況
05:01 今後についての珠洲市民の声
05:41 地震への備えは
06:55 中継 珠洲焼ギャラリー
09:22 被災地では新たな課題も
10:54 引き続き地震に注意を

6月19日午後3時8分。珠洲市を最大震度6弱の地震が襲いました。

(リポート)
「木製の塀が下から崩れ落ちるような形になってしまっています」

市民(19日):「相当揺れたわ、こんなん初めて」
市民(19日):「(体が)固くなってわあーって、テレビにしがみついた」

飯田町の春日社では鳥居が崩壊。珠洲を代表する夏祭り、燈籠山祭りを1ヵ月後に控えた中での被災でした。

春日神社 葛原秀史宮司:
「びっくりして…神社の鳥居は神社のシンボルでもあるし飯田町のシンボルでもあるので」

観光名所の見附島も一部が崩れました。
翌日も強い地震が相次ぎました。

馳知事(20日):
「大変心配しております。この後どうなるか分からない」

高齢化が進む地域での連日の揺れ。住民の生活もままなりません。

市民:「昨日は車で寝ました。みなさん睡眠不足じゃないですか」

90歳と87歳の夫婦。地震に備えてほとんどの家具はロープと鎖で固定してありましたが、居間はまだその作業を終えていませんでした。

男性:「全部落ちて。少し中のものを出して並べたんだけど…」

翌日、居間を片付けていたのは、津幡町から駆け付けた娘夫妻です。

娘:「(電話では)大丈夫って言ってたけど、テレビ見たらこりゃダメやなって」
男性:「安心しました。仕事休んできてくれたので」

この1週間、住民は少しずつ日常を取り戻そうとしてきました。

修理業者:「時間かかっても自分が行ったところはやるつもりでおるんやけど」

被害が大きかった正院町飯塚では、集会所をみんなで片付け。
神社の鳥居が壊れた飯田町では26日、燈籠山祭りに向けた準備が。

「地震に負けずに元気出せればいいなと思っています」

石川さんLiveNewsイット https://www.ishikawa-tv.com/minnano_news/
(2022年6月27日放送)
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