【1ドル=150円迫る】円安止まらず…  市場に緊張感

円安に歯止めがかかりません。外国為替市場で円相場が大きな節目となる1ドル=150円台目前に迫っています。中継です。

円相場は20日午前10時すぎの時点で、1ドル149円93銭近辺で取引されています。150円が迫る中、為替介入はあるのか。市場には緊張感が漂っています。

円相場は今週に入ってもじりじりと円安が進み、1ドル=149円90銭台近くまで下落し、32年ぶりの円安ドル高水準を更新しました。

アメリカで大幅な利上げが続くとの見方が広がる中、日銀の黒田総裁が国会で「金融緩和の継続が適当」と述べるなど、低金利政策を維持する姿勢を繰り返し強調していることから、円を売ってドルを買う動きが続いています。

円相場は先月1日に1ドル=140円をつけてから、わずか1か月半ほどで10円近く円安が進んでいます。

ある市場関係者は、「1ドル150円を超えるとさらに円安に勢いが増す可能性もある。介入があるのか、あるとしたらどれくらいの規模なのか焦点になる」と話しています。
(2022年10月20日放送)

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