ロシア教育省は、ウクライナ侵攻を正当化する内容が盛り込まれた新たな歴史教科書を公表しました。
ロシア教育省が8日に公表した日本の高校にあたる学校で9月の新学期から使用される新たな歴史教科書では、ロシアが「特別軍事作戦」と称するウクライナ侵攻について新たな章が設けられています。
ロシアメディアによりますと、「西側諸国の最終目的はロシアを解体し、その資源を管理することだ」「ロシアは英雄の国だ」などとプーチン政権の主張に沿って侵攻を正当化する記述が目立つということです。
こうしたなか、ウクライナ南部ザポリージャでは9日、ロシア軍の攻撃があり、地元メディアによりますと、少なくとも2人が死亡、7人が負傷しました。
一方、ロシアが支配する東部ドネツクではウクライナ軍の砲撃があり、市長は、3人が死亡し、クラスター弾も使われたと主張しています。
また、ロシア西部ベルゴロド州でもウクライナ軍の砲撃で1人が死亡、4人が負傷したということです。
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