さて今回は『機動戦士ガンダムΖΖ』のオープニングテーマ、ひろえ純さんの『サイレント・ヴォイス』をカバーさせて頂きました。この曲、サイレント・ヴォイスは作詞が売野雅勇さん、作曲が芹澤廣明さんということで80年代にチェッカーズの曲などで一斉を風靡したヒットメーカーのコンビですね。
このサイレント・ヴォイスで注目したいのは譜割りですね。譜割りとは、どの音符にどの歌詞が付くかと言うことですが、サビ後半の「あいたい」という歌詞の部分は4文字で4小節引っ張るんですよね。2番に至っては「よるは」で3文字ですからね。正確に言えば2回し目のウォウォウォが4小節目の最後に入ってきますが。
最近のメロディーは1小節中にいかにして沢山の音符を詰め込むかという所に力点が置かれているような気がしますが、当時は4小節で4文字なんですね。ショート動画とか短い時間に沢山詰め込んだりする必要があったり、背景は色々とあるんでしょうね。
ロングトーンの歌って難しいんですよね。同じ音をずっと伸ばして歌っているつもりでも、だんだん音程が高くなったり低くなったりしちゃうんですね。ロングトーンで有名な曲だと、ホイットニーヒューストンの映画『ボディガード』の主題歌『I Will Always Love You』。えんだーっていう歌ですね。あとタイタニックとかですかね。やっぱり歌唱力というか表現力がいりますよね。
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