不正薬物1年間で約2トン 過去3番目の押収量(2021年2月17日)

去年1年間に押収された覚醒剤や大麻などの不正薬物は2トンに迫り、過去3番目の押収量となりました。

 財務省によりますと、去年、全国の税関が押収した覚醒剤は800キロで、前の年よりも69%減りました。

 押収量は薬物乱用者が通常使う量の2668万回分、末端価格にして512億円に相当します。

 一方、大麻の押収量は116キロで、去年より42%増えたほか、コカインも818キロと28%増えています。

 この結果、不正薬物全体では1906キロと過去3番目の押収量となり、5年連続で1トンを超える深刻な状況が続いています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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