円相場は先週末に151円台から146円台に急激に円高になった後、24日朝は149円台から145円台で乱高下し、政府が再び為替介入した可能性もあります。
(経済部・平田淳一記者報告)
24日朝の激しい円相場について、政府は市場介入したかどうか明らかにしていません。しかし、改めて市場に対して強く牽制(けんせい)しました。
財務省・神田財務官:「過度な変動に対しては適切な対応を取る。それをこれからもずっと続けていくことになる」
円相場は先週金曜の21日、151円94銭から午後11時半すぎに突然、円高に振れ、一時146円台まで値上がりしました。
関係者によりますと、政府が円買い介入したということです。
一方、24日朝は1ドル=149円前後で推移していましたが、午前8時42分ごろ、突然値上がりし、一時145円台になりました。その後、再び円安方向に動き、現在は148円台で推移しています。
市場関係者からは「通常の取引ではこれ程、値は動かない。24日朝も政府が為替介入したのではないか」という見方が出ています。
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