東京都の小池都知事が12日、立候補を表明した。
対決に注目が集まるこの2人。
蓮舫氏はカメラの前で早速、対決姿勢を見せている。
決意表明を控えた朝、都庁にブルーのジャケット姿で現れた小池百合子現都知事。
イメージカラーである“緑の勝負服”に着替えるかと問われ、肩をすくめて反応するひと幕もあった。
これまで都知事選への意向を明らかにしてこなかった小池知事。
最終日を迎えた都議会の閉会直前に注目の発言が。
東京都・小池百合子知事「もっとバージョンアップさせた。東京大改革3.0を進めていく。その覚悟を持って、7月の東京都知事選挙への出馬を決意いたしました」
3期目となる都知事選への出馬を正式に表明。
その後、都議会閉会後のあいさつ回りを行った小池知事。
会派ごとに温度差が垣間見えた。
和やかだったのは、公明党の都議団へのあいさつ。
最後に議員らと握手も交わす相思相愛ぶり。
公明党と同じく支援を打ち出しているのが、自民党の都議団。
握手を交わさずに退出。
そして、ライバルを支援する立憲民主党の都議団とは、「いろいろありがとうございました。…特にないみたいね」と、何とも意味深なせりふを残し、早々に部屋をあとにした。
立憲民主党・都議団立憲民主党都議団「特にないって、何を期待してたんだろう…」
一方、蓮舫氏は12日、党本部に離党届を提出。
蓮舫議員:
今回は “都民のために”無所属という形を選びましたし、1人でも多くの皆さま方にご支援いただきたい
蓮舫氏が12日、最も表情を崩したのが記者団からの「くしくも本日、小池都知事も出馬を表明する見通しだと聞いている。改めて“対決”ということで…」との質問。
ついに決まった小池知事と蓮舫氏の対決。
思い起こせば、8年前、当時の民進党代表に就任直後の蓮舫氏が、都知事1年目の小池氏を表敬訪問した際、2人は笑顔で体を寄せ合っていた。
小池氏:
大変ですねこれから…
蓮舫氏:
でも小池先輩のような方がいてくださるので。本当に小池知事のさまざまに向き合っているその姿を見ると力になります
小池氏:
お互いに頑張りましょう
かつてエールを交換していた相手との対決に蓮舫氏は「とにかく私は挑戦者ですから、“現職の方”のいろいろな『余裕』とか『強さ』とかを学ばせていただきながら、戦していく立場だなということを思い新たに臨みたいと」と述べた。
一方、出馬表明後に記者からの「出馬表明について“後出しじゃんけん”ではないかという指摘もあるが…」との質問に、小池氏は「候補…40人ぐらいおられるということで、全部目配りしているわけではございません」と述べた。
都知事選には、このほかに広島・安芸高田市の前市長・石丸伸二氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏、タレントの清水国明氏、元衆議院議員の小林興起氏など、40人以上が立候補の意向を表明している。
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