10月09日 16時31分

この春、京都府警に採用された元警察官で、実家に大麻を所持していたり、警察学校で同僚の腕時計などを盗んだりしたとして、大麻取締法違反や盗みの罪に問われた男に対し、京都地方裁判所は「法律を順守すべき警察官の犯行で、厳しい非難を免れない」として懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

この春、京都府警察本部に採用された元巡査の梅北亘被告(23)は、ことし7月、大阪・守口市の実家で大麻2グラム余りを所持していたほか、5月から6月にかけて警察学校で同僚の腕時計や携帯音楽プレーヤーを盗んだとして、大麻取締法違反と盗みの罪に問われました。
9日の判決で、京都地方裁判所の片多康裁判官は、「短期間に盗みを繰り返していて犯行は悪質だ。持っていた大麻の量も少量とは言えず、みずから入手していて感覚がまひしている」と指摘しました。
そのうえで、「法律のいっそうの順守が求められている警察官の犯行で、厳しい非難を免れない」などとして、懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

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