「言葉遣いが気に入らない」内田梨瑚容疑者が供述…画像無断使用で10万円支払い交渉の過程で 女子高校生・村山月さん殺害容疑

赤い鉢巻きをして笑顔を見せる少女。
北海道・旭川市の川で遺体で発見された17歳の女子高校生・村山月さん。

21歳の内田梨瑚容疑者に対し、村山さんが事件前日に10万円を支払うと申し出ていたことが新たにわかった。

村山さんを殺害した疑いで14日、送検された内田容疑者。
車の中でもフードを上げることはなかった。

事件の発端とみられているのは、内田容疑者の画像を村山さんが無断でSNSに使用したこと。

これを知った内田容疑者が事件の前日、16歳の少年と共に村山さんをSNSの通話機能を使い、脅したことがわかっている。

捜査関係者によるとこのトラブルの解決のため、村山さんは電子マネーで10万円を支払うと申し出ていたという。

しかし、送金がうまくいかなかったため、内田容疑者らは村山さんを北海道・留萌市の道の駅に呼び出した。

その後、内田容疑者らは村山さんを車に監禁し、旭川市へ向かう。
その途中、逃げ出そうとした村山さんに対し内田容疑者が暴行し、現場の橋に到着後、村山さんを川に転落させたとみられている。

中学校時代のバスケットボール部の集合写真では、内田容疑者が前列の中央で笑顔を見せている。
この数年後、内田容疑者は、SNS上でたばこを手に踊る姿を見せていた。

村山さんをめぐる事件で逮捕されている4人のうち、3人は20歳未満。

事件前から知人関係にあったという4人は、どこで出会ったのだろうか。

内田容疑者は、取り調べに対し、「画像を無断で使われたことについて、女子高校生とやりとりしている時の言葉遣いが気に入らなかった」と供述しているという。

警察は事件の詳しい経緯を調べている。

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