1992年「このミス」1位の志水辰夫のベストセラーを阪本順治監督、仲村トオル主演で映画化
［見どころ］
1992年「このミステリーがすごい！」第1位を獲得した志水辰夫の傑作ベストセラーを、『闇の子供たち』『座頭市 THE LAST』の阪本順治が映画化。失踪した教え子の行方を探し、12年ぶりに東京を訪れた塾講師の男が忌まわしい過去と向き合い、自分を陥れた陰謀の闇を探るサスペンスと、大人の恋愛劇が絡む構成。たった1人で事件と対峙する主人公・波多野を、今年デビュー25周年を迎えた仲村トオルが演じる。波多野と離婚後も気丈に生きてきたヒロイン・雅子に小西真奈美、失踪した教え子・ゆかりを南沢奈央、ゆかり失踪の秘密を握る謎の男を窪塚洋介が演じる。
［ストーリー］
丹波篠山の塾講師・波多野（仲村トオル）は、高校卒業後に上京し、連絡の取れない教え子・ゆかり（南沢奈央）の行方を追って、12年ぶりに東京へ赴く。かつて名門女子校の教師だった波多野には、生徒の雅子（小西真奈美）と恋愛スキャンダルを起こし、教職を追われた過去があった。ゆかりが暮らしていたのは収入に不釣り合いな麻布の高級マンション。そこを訪ねた波多野は何者かが室内を物色した痕跡を発見する。ゆかりの行方を探す怪しげな男（窪塚洋介）の存在も確認し、波多野は失踪の背後に何らかの事件の気配を感じ取り、行動を起こす。
［スタッフ・キャスト］
［製作］黒澤満
［監督］阪本順治
［原作］志水辰夫
［脚本］丸山昇一
［撮影］仙元誠三
［出演］仲村トオル、小西真奈美、南沢奈央、窪塚洋介、石橋蓮司、江波杏子
［DATA］2010年／日本／東映／123分
2010年11月20日公開
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