17日午後、南北統一を目標に、北朝鮮との交渉窓口となっている韓国統一省のトップが、突然、辞意を表明した。

17日午後、北朝鮮問題を統括する金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一相が、「南北関係悪化をもっと早く予想すべきだった。誰かが責任を負うべき」と述べ、突然、辞意を表明した。

韓国メディアは「全く予想できなかった」など、統一省内に動揺の声が広がっていると報じている。

一方、北朝鮮の攻勢は続いている。

金正恩(キム・ジョンウン)委員長の妹・与正(ヨジョン)氏は、17日も談話を発表し、「卑屈で屈従的な相手と、これ以上南北関係を論じることができない」と韓国側を批判した。

さらに、韓国政府から、秘密裏に特使派遣の申し入れがあったことを暴露し、「不純な提案は許さない」と受け入れを拒否したという。

韓国大統領府は緊急で会見し、与正氏の談話を「非常に無礼で非常識だ」と強く反発した。

また、韓国国防省も、「軍事境界線近くに朝鮮人民軍が展開されれば、北朝鮮は代価を払うことになる」と強く警告した。

北朝鮮に融和的だった文在寅(ムン・ジェイン)政権から強い反発が出てきていて、対立がエスカレートする可能性が高まっている。

(2020/06/17)
#北朝鮮 #韓国
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