靖国神社で爆発、トイレの一部焼く 現場からは時限式発火装置

千代田区の靖国神社できょう午前、「爆発音がした」と110番通報がありました。現場では公衆トイレの天井や壁が焼けているのが見つかりましたが、けが人はいませんでした。警視庁はゲリラ事件の可能性を視野に調べています。
 東京消防庁などによりますときょう午前10時ごろ、靖国神社の南門近くの公衆トイレで「爆発音がした」と通報がありました。警察や消防が調べたところ、男性用トイレの天井や壁が焼け、現場には時限式発火装置と筒状の物体4本、それにリード線が見つかりました。警視庁によりますと不審物は2つあり、そのうちの1つが爆発したとみられるということですが、もう1つは爆発しておらず、爆発物処理班が出動する事態となりました。警視庁などによりますと不審物は無事に撤去され、爆発によるけが人もいないということです。
 きょう、靖国神社では穀物の収穫を神に感謝する儀式「新嘗祭(にいなめさい)」が午前10時から行われていたほか、七五三などで多くの人が参拝に訪れていました。
 警視庁は神社を狙ったゲリラ事件の可能性もあるとみて、撤去した物を分析するなどして詳しく調べています。

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