21日に最大震度5弱を観測した茨城県南部の地震について、気象庁の長官は「千葉県沖のゆっくりすべりとは関係ない」とする見解を示しました。
気象庁 森隆志長官
「茨城県南部の地震はスロースリップではないメカニズムが考えられる」
午前9時すぎに茨城県南部の地下46キロを震源とする地震が起き、関東の一部で最大震度5弱を観測しました。
隣の千葉県では外房の沖合を中心に2月の末から地震活動が続いていて、地下で2つのプレートの境界が時間をかけて動く「ゆっくりすべり」と呼ばれる現象に伴うものとされています。
気象庁の森長官は今月21日、今回の地震との関連については「距離も離れているし、茨城県南部はそもそも地震が起きやすい」などと否定しました。
その一方、それぞれのエリアで地震が続く恐れがあるとしたうえで、「日本ではどこでも地震が起こり得るので、日頃から備えてほしい」と全国的な注意を呼び掛けました。
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