「0歳児に選挙権」は実現可能?問題点は?(2024年5月14日)

 大阪府の吉村知事が「次の衆院選の公約に0歳児への選挙権付与を入れる」と発言したことに賛否の声が上がっています。

大阪府 吉村洋文知事
「僕は0歳児選挙権もやったらいいと思う」

 0歳児に選挙権…。とはいえ当然、0歳児が投票所で候補者の名前を書くなんてことではなく、親が代理となって子どもの分も投票するというもの。吉村知事は日本維新の会のマニフェストにも組み込みたいとしていて、大きな注目を集めることとなったのですが…。

X(旧ツイッター)の声
「非現実的な発想だな」「突拍子もない」

 ネットでは疑問の声も…。

 ただ、この0歳児の選挙権を訴えるのには深い訳があるのです。

大阪府 吉村洋文知事
「未来を向いた政治をしないとまずいんじゃないかと。次の世代のことを考えた政治をやろうと。親が代行するというふうになった時には政治家は強烈にそちらの方に行くと思っています。少子高齢化がかなり進んでいる日本だからこそ僕はやはり、やるべきだと思います」

 少子高齢化が進むなか、若い世代の意見を政治に反映させ、子育て支援や少子化対策につなげようという狙いなのです。

大阪府 吉村洋文知事
「将来の世代のことを考えるのが今の大人の責任だと僕は思っています」

 実はこの投票方法、海外ではすでに議論が進んでいる国も。

 「0歳児に選挙権」と聞くと突拍子もないように感じますが、もしかして結構、現実的なのかも…。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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