【弁護士が解説】松本人志さん第1回口頭弁論 文春側は全面的に争う姿勢、今後のポイントは「証人尋問」「本人尋問」【Nスタ】|TBS NEWS DIG

タレントの松本人志さんが、複数の女性に同意のない性的行為をさせたと「週刊文春」に報じられ、賠償などを求めている裁判の初めての口頭弁論が開かれ、文春側は全面的に争う姿勢を示しました。

■松本さん側の要求に文春側の弁護士が“牽制”か 

井上貴博キャスター:
28日に行われたのが第1回口頭答弁論ですが、このあと「口頭弁論」が5~6回行われるとされています。そして、「本人尋問」、「証人尋問」と進み、和解協議が行われる可能性もありますが、判決へと進むというのが今後想定される流れです。着目しているポイントを教えてください。

河西邦剛 弁護士:
決定的に「証人尋問」「本人尋問」ですね。今回の週刊文春の記事内容、“性的加害”があったかどうかについて証言できるのは、A子さん、B子さんしかいないんです。記事をみる限り、客観的な証拠が存在しないような事実関係になっていますので、A子さん、B子さんが証人尋問に出廷するのか、そして、記事の内容について語るのかが最大の山場になってきます。

井上キャスター:
松本さん側が被害を訴えた女性の名前や住所、写真などを求めたということです。人物を特定するためと言われていますが、一般的にあり得ることなんでしょうか。

河西弁護士:
一般的にはあり得るところです。今回の週刊文春の記事のどこが正しくて、どこが間違っているのかというところを、争点を明確化していく必要がありますので、松本さんとしてはA子さん、B子さんが誰なのか開示を受けた上で、例えば出会ったことがあるのかないのか、性的関係があるのかないのか、性的関係はあっても加害は加えていないのかなど、どこを否定するのかを確認するためにA子さん、B子さんの特定を求めたということです。

対して文春側の弁護士は「開示しません」という牽制をして、ちょっと意地悪みたいなことをしたんです。松本さん側がなぜA子さん、B子さんを特定できないのか、継続的に複数回あの時期にパーティーを開いて性的関係を持っていたから特定できないのではないか?ということを示唆している、そういう牽制の内容になっているように感じます。

ホラン千秋キャスター:
A子さん、B子さんが仮に被害を受けていたとしたら、個人が特定されるような情報が相手に渡ることを怖いと思う女性もいるものでしょうか。

河西弁護士:
当然、それはあり得るので、開示しても第三者には名前や住所というのは秘匿されます。

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