鹿児島県姶良市の保育園で、すりおろしたりんごを食べた生後7カ月の女児が死亡した問題で、姶良市は5日夜、検証委員会の初会合を開き、年内をめどに報告書を取りまとめる方針を決めました。
この事故は4月、姶良市の保育園で保育士が生後6カ月の女児にすりおろしたりんごを食べさせた後、女児が窒息状態となり病院に搬送されましたが、意識不明の状態が続き5月28日に死亡したものです。
この事故を受け5日夜、姶良市で1回目の検証委員会が開かれ、保育関係者や弁護士、栄養士ら6人が事故原因の分析や再発防止策について話し合いました。
遺族の代理人の弁護士からは、園が生のリンゴは女児に与えないとしていたにもかかわらず、女児に食べさせた経緯を明らかにするよう求める意見書が出されていて、検証委員会でも議論を始めたということです。
会では年内をめどに再発防止策についての報告書をまとめるとしています。
powered by Auto Youtube Summarize