【ゆっくり兵器解説】H&K社が開発した最強の”サブマシンガン”!?特殊部隊が愛用する“PDW” H&K MP7【現代紛争兵器解説】#1

ゆっくり5分現代兵器解説第1話

 MP7とはドイツの銃器メーカー、H&K社が開発し、2001年から生産されている“PDW”であり、“COD MW2”にも“VEL 46”としてサブマシンガン枠で登場している。
 1980年代の軍隊において、後方部隊の隊員が自衛用に携帯していた“拳銃”や“短機関銃”ではボディーアーマーを貫通することが出来ず、威力不足が懸念されていた。また、ボディーアーマーを貫通する威力を持つM16等の“突撃銃”では、携行するには不便であった。
 そこで、ベルギーのFN社は“P90”と、火薬量は拳銃弾並みに少ない一方、ボディーアーマーを打ち抜く貫通力を持った新型の“5.7x28mm弾”を開発し、注目を集めた。
 しかし、“P90”は操作感が独特で扱いには慣れが必要であった。また、冷戦の終結に伴いアメリカ軍は予算削減のために“M4”を採用したため、“P90”は軍隊において大々的に採用されることは少なかった。
 しかし、1996年に発生した在ペルー日本大使公邸占拠事件において、“PDW”が注目を集めたため、H&K社が新たに開発したのが“MP7”である。
 MP7の全長は通常時で415㎜、ストック展開時で638㎜であり、重量は約1900gと非常に軽量かつコンパクトに作られており、使用する4.6x30mm弾は、P90で使用する“5.7x28mm弾”と同様にボディーアーマーを貫通する威力がある。
 MP7はイスラエル製の短機関銃“UZI”にも似た、従来通りの保守的なデザインであり、セレクターやマガジンキャッチ、ボルトリリースレバーが左右両側についているため、左利きのものであっても問題なく使用できるなど操作性が高い。
 1999年に開発された本銃は当初、“H&K PDW”として開発されたが2000年にドイツ連邦軍において採用された際、“MP7”の正式名称を与えられた。
 そして、2003年にはボルトストロークを延長することで連射速度を毎分1000発から毎分850発まで低下させた、改良型の“MP7A1”が登場し、2004年には同じくドイツ連邦軍に採用された。
 さらには2014年、特徴的な折り畳み式のフォアグリップをピカティニーレールに変更し、下面にも各種アクセサリーを装着可能にした“MP7A2”が開発された。
 MP7A1・A2はその優秀な性能と、使いやすさからドイツにおいては軍の狙撃手・軽機関銃手のサイドアームとして運用されているほか、連邦警察の特殊部隊であるGSG9などにも採用されている。
 その他アメリカ海軍の特殊部隊であるDEVGRUやロンドン警視、ロサンゼルス市警察など世界各国の軍や法執行機関の特殊部隊で導入されており、日本の陸上自衛隊の特殊作戦軍においても“4.6mm短機関銃(B)”として、運用されていると囁かれている。

特殊部隊向けアサルトライフル SCARの解説はこちら↓
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自衛隊が採用しているハンドガン”P220″の解説はこちら↓
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アメリカ軍が使用する最強のコンバットショットガン”ベネリM4″の解説はこちら↓
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アメリカ軍が採用した、マルチキャリバーの最新鋭ボルトアクション式スナイパーライフル、バレットMRADの解説はこちら↓
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音楽  魔王魂 様
    甘茶の音楽工房 様
効果音 効果音ラボ 様より拝借いたしました。
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